2024なでしこリーグ1部第22節・2部第21節プレビュー
今節の対戦カード
試合プレビュー
オルカ鴨川FC VS 静岡SSUボニータ
思うようにいかなかったリーグ戦もこれが最終戦、オルカとしては今季は出だしが上手く行かなかったことが最後まで響いた。メンバーが抜けた中でも1年間戦い抜いたことは次につながる。相手のボニータは終盤で一段とチーム力が向上し順位も上げてきた。この勢いを持って皇后杯に挑みたい。
朝日インテックラブリッジ名古屋 VS 愛媛FCレディース
2年連続で上位争いを演じた名古屋。それでもまだ優勝には届かない。来季こそは優勝を勝ち取るためにも最後の1戦を勝利し皇后杯では1つでも上に勝ち上がりたい。一方の愛媛はアウェイでも最終戦、良い形で締めくくることが出来るか。
伊賀FCくノ一三重 VS ASハリマアルビオン
最近は調子を落としている伊賀、それでもチームが本来持っている力はこんなものではない。次に待っている皇后杯に向けての最後の公式戦、対戦相手のハリマは自動降格回避に向けて引き分け以上の結果が欲しい。守りに来る相手からゴールを奪うことが出来るか。
スフィーダ世田谷FC VS ヴィアマテラス宮崎
スフィーダとしは今季の最終戦に優勝チームをホームに迎える。今季圧倒的な強さを見せつけたヴィアマに対してスフィーダは対戦成績では五分。来季以降に良いイメージを持つためにもここで勝って弾みをつけて皇后杯に進みたいところ。
日体大SMG横浜 VS バニーズ群馬FCホワイトスター
自動降格圏内のバニーズはこのアウェイの地で勝利が絶対条件。引いて守っていたら結果が変わらないバニーズとしては前がかりに行くか、タイミングを見計らって勝負に出るか。難しい選択が待っているものの目指すはゴール。そして勝点3。
ニッパツ横浜FCシーガルズ VS スペランツァ大阪
最後のところまでヴィアマの背中を追い続けたものの捕まえることができず優勝を逃してしまったニッパツ。この悔しさは来季、そして来月から始まる皇后杯で返す。その強い気持ちを持ってこのホームで行われる最終戦を勝利で飾りたい。
つくばFCレディース VS 岡山湯郷Belle
前節の勝利で順位を10位に上げたつくば。残留へ一歩リードしたものの今節は絶対王者で無敗の湯郷。勝利することは難しいかもしれないが可能性は0ではない。相手の高い攻撃力に対してしっかりと守り切り最低でも勝点1が拾える状況にしたい。
SEISA OSA レイア湘南FC VS JFAアカデミー福島
後半戦の失速が目立つ湘南。そんななか迎える今季最後のホームゲームは今年1年戦ってくれたサポーターのためにも勝利で終えたい。一方の福島は現在2位。昇格はできないもののこの順位をしっかりとキープして皇后杯へ進みたい。
ディオッサ出雲FC VS 大和シルフィード
参入初年度は残留を果たしたディオッサ。来季は昇格へ向けて一段階上のレベルにチームを仕上げなければならない。一方のシルフィードも来季1部に復帰するためにより一人ひとりが高いレベルと意識を持ってこの最終戦に挑む。
FCふじざくら山梨 VS 福岡J・アンクラス
現在3位の山梨。昇格には福島を抜かなければならない状況で今節は残留争いを演じるアンクラス。ともに対照的な順位にいるものの勝利が欲しい状況は変わらない。攻撃の山梨か守備のアンクラスか双方の強みが勝るのはどちらだ。
ディアヴォロッソ広島 VS 吉備国際大学Charme岡山高梁
ホーム最終戦のディアヴォロッソは今なでしこ2部で一番勢いのある吉備国大を迎える。まだ昇格の可能性をわずかながら残している吉備国大としてはこの2試合を連勝して上の結果を待つ。悲願の1部昇格を手繰り寄せられるか。
FC今治レディース VS ヴィアティン三重レディース
入替戦に位置にいる今治としては参入初年度で降格するわけにはいかない。落ちてしまうと上がるのが大変な地域リーグ、それを知っている今治とてはなんとしても残留するために勝点3が欲しい。三重とは前回引き分けに終わっておりここで白黒つけたい。
得点ランキング
1部では土屋と齊藤が熾烈な得点王争いを演じる。最後に笑うのはどちらだ。
2部では横山が30ゴールで抜け出しておりどこまで得点を積み重ねられるか。
アシストランキング
松尾が7アシストで首位に立ちアシスト女王へリード。