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WEリーグ2023-24シーズン総括


順位表


チーム総括

1位 三菱重工浦和レッズレディース 勝点57

18勝3分1敗  55得点  17失点  得失点+38

シーズンの序盤から安定した強さを見せてリーグ連覇。中盤には猶本、安藤の2人がケガによる離脱があったものの清家を中心に一層まとまったチームは9節から21節まで13連勝と他を寄せ付けない圧倒的な強さがあった。


2位 INAC神戸レオネッサ 勝点49

15勝4分3敗  39得点  12失点  得失点+27

シーズン序盤の勝点の取りこぼしが響いたINAC。首位浦和の背中を追い続けたものの20節の千葉戦で敗戦し終焉。リーグ最少の12失点と守備の安定感はあったものの攻撃面では研究され苦戦を強いられる場面もあった。


3位 日テレ東京ヴェルディベレーザ 勝点46

13勝7分2敗  47得点  18失点  得失点+29

シーズン序盤には3戦勝ちなしなどもあり早い段階で優勝争いから脱落してしまった。それでも若い選手で構成されたチームがまとまってくると強さを発揮し9節以降は無敗。ウインターブレイク期間には鈴木、神谷といったなでしこリーグの有力FWを獲得して層の厚みが増した。


4位 アルビレックス新潟レディース 勝点41

13勝2分7敗  26得点  18失点  得失点+8

カップ戦の準優勝から勢いを持続して挑んだリーグ戦。クラブ歴代最高となる4位でフィニッシュした。攻撃力は高くないものの堅い守備を軸にロースコアでの勝利が多く台風の目となった。しかし、18節から4連敗をするなど終盤は苦戦しベレーザに抜かれてしまった。


5位 サンフレッチェ広島レジーナ 勝点31

9勝4分9敗  26得点  25失点  得失点+1

カップ戦の優勝から考えると満足いく結果ではなかったかもしれない。開幕連敗スタートと苦しかったが14節以降は勝利も増え始め順位を少しづつ上げて最終的には5位で終わった。昨年に続く5位となったが中村監督の退任が決まった広島は来季に向けて変化が訪れるか。


6位 ジェフユナイテッド市原千葉レディース 勝点25

6勝7分9敗  18得点  23失点  得失点-5

突出した成績はなかったものの粘り強く勝点を積み重ねる試合が多く失点も23とリーグでは5番目に少ない位置であった。鴨川、大澤といったキーマンの活躍が大きかった今季の千葉は終盤の5戦負けなしで6位に順位を上げて終了した。


7位 大宮アルディージャVENTUS 勝点25

7勝4分11敗  17得点  32失点  得失点-15

開幕連勝と勢いがあったものの6節から3連敗。特にホームゲームでは苦戦することが多く今季2勝しかあげられなかった。得点数はリーグワースト2位の17得点と物足りない数字であり柳井監督の戦い方も浸透しなかった。今季は退団者が続出しており来季は新しいチームに生まれ変わるか。


8位 ちふれASエルフェン埼玉 勝点23

7勝2分13敗  20得点  29失点  得失点-9

昨季から比較すると順位を大きく上げたエルフェン。7節から3連勝を記録するなどチームの戦い方が浸透した様子。一時は5位まで順位を上げていたがシーズン終盤は祐村の負傷もあり失速。最後は5連敗でリーグを終えて8位という結果となった。


9位 セレッソ大阪ヤンマーレディース 勝点21

6勝3分13敗  19得点  31失点  得失点-12

参入初年度となったセレッソ。開幕連敗スタートながら3節で勝利するも波に乗り切れず8節からは7戦勝ちなしと苦しいシーズンとなった。若いチームだけに勢いに乗れば上向くものの負の連鎖を断ち切ることはできず。2季目となる来季へ期待がかかる。


10位 マイナビ仙台レディース 勝点21

5勝6分11敗  22得点  40失点  得失点-18

カップ戦の不調がそのままリーグ戦にも引き継がれてしまった。開幕4連敗と悪い状況から入ってしまいシーズン途中にコーチ陣の退任や監督の交代など激動のシーズンとなってしまった。それでも最後は引き分けに持ち込む試合も増えてチームの戦術が見え始めていた。


11位 長野パルセイロレディース 勝点18

4勝6分12敗  21得点  40失点  得失点-19

今季の長野は失点が止まらなかった。5節から20節まで16試合連続失点など守備面での不安が露呈。また攻撃では得点源となる選手がいなかったのも影響し11位に。シーズン終盤は伊藤、鈴木の活躍で得点数が増えたもが退団者も多く来季の編成には注目が集まる。


12位 ノジマステラ神奈川相模原 勝点13

3勝4分15敗  16得点  41失点  得失点-25

開幕から16試合勝利がなかった相模原。チームとしてもバラバラになりそうではあったものの何とか形を見せた。ウインターブレイクには積極的にFWを補強するもなかなか結果は表れず、それでも17節に今季初勝利をあげるとシーズン終盤は勝点を積み重ねた。来季はより高い順位を目指したい。


リーグMVP

清家 貴子(三菱重工浦和レッズレディース)

チームの連覇に貢献し自身はリーグ記録となる20ゴールを記録し得点王を獲得。さらにアシストランキングでも2位につけるなど文句なしの活躍を見せた。


得点ランキング

清家が20ゴールの大台で得点王を獲得。2位には上野が11ゴールとなっている。


アシストランキング

塩越と清家のチームメイト同士で争っていたアシスト王。最終的には塩越が首位をキープして11アシストでアシスト王を獲得した。


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