なでしこリーグ2024シーズン 移籍まとめ
シーズンオフの移籍関連
※日体大SMG横浜、JFAアカデミー福島、吉備国際大学Charme岡山高梁は学生の卒業などが多く毎年メンバーが変わるため掲載なし。
オルカ鴨川FC
なでしこリーグ得点王であった鈴木の移籍はチームにとって大きな痛手。また、兼重の引退や浦島の退団などで前線の戦力ダウン必須。新加入選手は大卒が多く世代交代メインの動きとみられる。
朝日インテックラブリッジ名古屋
山田、神谷の移籍により得点源が減ったことが懸念材料。現段階では即戦力選手の加入も少ない。前線の枚数も少ない印象。
伊賀FCくノ一三重
全体的にみるとオフの動きは小さめ。チームを引っ張る存在だった森の引退はチームに影響あり。加入は現在増田のみであるが、今後の動きも予想されるか。
スフィーダ世田谷FC
チームの中心選手の引退や大竹の移籍などで激動のオフシーズンとなった。新加入ではエルフェンに所属していた中村や昨季日体大で得点ランキング上位であった金子の加入は好材料。
ニッパツ横浜FCシーガルズ
チームのストライカーである片山の移籍は大きいが流出は最小限に抑えられた印象。加入選手も多く経験のある浦島や新井、日体大の田村などの若手も加わった。
ASハリマアルビオン
内田、葛馬の移籍により不安のあるオフの動きとなった。それでも椎野や川﨑といったなでしこ1部での経験者を補強できたのは大きい。戦力の維持は概ねできたか。
バニーズ群馬FCホワイトスター
チームの出場時間の長かった選手が相次いで移籍してしまい不安が残る。現在の加入選手も5名と退団人数をみるとバランスの悪い状態に。ここから動きがあるか。
愛媛FCレディース
中堅どころの選手の退団が目立ったオフシーズン。新加入では高校生や大学生など若手を各ポジションから獲得した。まずは残留を絶対目標とした動きに見える。
スペランツァ大阪
大野忍が監督となる来季、多くの選手の移動が発表され来季は一気に違うチームへと変わる予感がされる。DFでは新潟医療福祉大学から3人獲得するなど大学生の補強が目立っている。
静岡SSUボニータ
動きは全体的に少ないオフシーズン。若干FWの人数が少なくなったことは気になるものの大きな戦力変化はないとみられる。懸念点は現段階で監督が発表されていないことだ。
ヴィアマテラス宮崎
なでしこ1部での戦いということもあり補強中心の動きとなったこのオフ。主力選手の流出はほとんどなく今季のような強さを維持したまま新シーズンを迎えられるだろう。
大和シルフィード
なでしこ2部への降格となった来季。北方、根府などのチームの中心選手が移籍してしまった。それでも相模原から平國を獲得するなどできる限りの補強は行った印象。
岡山湯郷Belle
昇格を成し遂げることはできなかったものの主力の慰留に成功したこのオフシーズン。また色々なチームから積極的な補強も行い、来季の昇格を目指す。
福岡J・アンクラス
得点力に課題の残った今季、その課題克服を中心に前線の選手を中心に補強した。今季よりもチームの人数が増えるためスタメン争いはより過酷なものとなりそうである。
ヴィアティン三重レディース
積極的な選手の入替となった三重。各ポジションからまんべんなく補強を行い来季の上位進出を目指す。突出した選手はいないものの、チームのまとまり次第では台風の目になるか。
FCふじざくら山梨
2シーズン目を迎える来季へ補強先行の動きとなった。ベテランの保坂や山本、1部で戦っていた成迫など経験のある選手がチームへどれだけ還元できるかで変わりそうである。
つくばFCレディース
現段階では監督が決まっていない状態となっている。移籍自体は少なく今季と大きな変化はない様子。チームの成熟度と新監督の手腕が試される一年となりそうだ。
ディアヴォロッソ広島
ぎりぎりで残留を果たした今季。来季の残留には変化が必須。その中で周南公立大学から4名獲得するなど大卒の加入が目立った。若い力がなでしこ2部でどこまで通用するか。
SEISA OSA レイア湘南FC
2名のTOP昇格のみとなっている現在のオフ。首位で参入戦を制しており実績は十分である。初年度となるなでしこ2部でも上位を争う力はあるだろう。
FC今治レディース
なでしこリーグでの戦いに向けて積極的に動いたこのオフ。持ち前の守備力に磨きをかけるべく後ろの選手の補強が目立った。上位進出の台風の目となるか。
ディオッサ出雲FC
初のなでしこリーグでの戦いになるが既存の戦力の多くは残留した。また新戦力として大学生を中心に獲得して来季に挑む形に。ベレーザから西村、バニーズの丸尾など上位カテゴリーでの経験がある選手も力となる。