やっぱり自分はどうしても、失敗したくない。
失敗したくない。もはや失敗したくなさから色々なものから逃げて逆に大失敗をしまくっている。
「大失敗しまくってるならもう大丈夫じゃん!失敗しまくろ〜」
と自分に言い聞かせた。でもやっぱり、失敗したくない。
失敗したくなくて先生に何も言えない。何も言えなくて、何もできなくなって、「ああ、あいつはやる気がないんだな」と思われていると気がして「やばい!」とは思うけど、何も決断できないというか。
傷つくことを自覚したくないのかもしれない。
締め切りがある。
とりあえず終わらせることを目標にこなしていこう。
大失敗する現状の私は、ギリギリになるまで触れず、ギリギリで見て「こんな量できないよ」と諦める。挑戦しない。大失敗だ。
自分は挑戦して、自ら失敗することが本当に辛い。できたらできたで、何か目的を達成できなくても満足スッキリするのに。
挑戦して失敗すると傷つくことを自覚する。やっぱり先生に怒られると怖い。辛い。怒られている間はそこまで怖くも辛くもないのに、時間が経つほど怖くなる。
耐えることは楽だ。ただ、努力もせずその場凌ぎで耐える。
自分のために自分が作りたくて作品を作っているのに、いつの間にか手綱を離そうとしている。
いつもいつも自分はここではないどこかに自分の居場所があると思っている。
「本当にやりたかったのはあっちかもしれない」「これはやりたいことじゃなかった」と言う。
今までやってきたことの納得いかなかったことを全部なしにして、「あっちの方が向いていた」と自分の実力はこんなものじゃないと過信し続けている。それはひとえに何もやらないからだ。
「今まであれをやってきたけど、今度はあっちをやってみたい」
今までの自分にすぐばつ印をつけないで、新しいことをどんどんやっていきたい。
自分のやることの手綱を離さず、自分で走っていきたい。
失敗したくなさだって、誰が失敗だって言っているんだ。誰も「あなたは失敗している」なんて言っていない。先生だって見放さないから怒っているんだ。大学生になると怒る先生は減る。その中で、発表の場より前にただしてくれる存在はありがたいはずだ。
でもやっぱり先生に怒られたり強く言われたりするのはいやだよ〜〜〜〜〜