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旧暦の大晦日(除夕)なので春節聯歓晩会を見て、かつて中国で過ごした春節を振り返ってみた!

こんばんは!

今日は旧暦の大晦日。中国の超巨大人気番組春節聯歓晩会がいままさに放送中です!

ニコ生では日本語同時通訳付きでリアルタイムで視聴できます。

私もいま、noteを書きつつ「ながら視聴」しています。

さて。

私が中国で旧正月(春節)を過ごしたのは、留学中の2016年のこと。

もう9年も前のことなので、ここ数年の中国のお正月の様子はわからないのですが、機会があればぜひいつか、また中国で旧暦のお正月を祝ってみたいなと思っています。

留学先大学の授業が終わり、春節のお休みに入ると、自分の国に一時帰国する留学生の友達もいましたが、私は中国に残り、旅をすることに決めました。

まずは、シルクロードの旅へ。
日本人の友人3人と北京を出発し、新疆ウイグル自治区まで一生忘れられない思い出深い旅をしたのですが、この旅についてはいつかあらためて書きたいと思います。

一度北京に戻り、今度は単身重慶へ向かいました。
当時私は21歳になったばかり。
まったく知り合いのいないまちまで一人旅に行くのは、このときが初めてでした。


2016年2月3日早朝、北京を発って一路重慶へ


初めての一人旅。期待と緊張が入り混じる


重慶の地下鉄&モノレールの切符



重慶ではユースホステルに宿泊。二段ベッドの上から街を見下ろす。


ユースホステルで出会ったお姉さまたちと夜のお散歩


街ではお正月の飾りがたくさん売られていました


ユースホステルのオーナーとお姉さまたちと語り合った夜。
中央が私。留学中の忘れられない思い出のひとつです。

重慶を発って、その後は当時お付き合いしていた中国人の彼氏の住む西安へ向かいました。


お正月の飾り付けが施された西安の街並み


とある集合住宅の前にあった手描きの看板


私も一緒に餃子を包みました


爆竹の箱とその残骸


そしてこの数日後、私は食中毒で地元の病院に入院しました


当時の彼氏のおばあちゃんが、退院日に私のために作ってくれたおかゆ。
当時80代だったおばあちゃん。方言を聞き取るのが大変だったけれど、
やさしくてあたたかいステキなおばあちゃんでした。

このときの入院生活では、同室のおばあちゃんとその娘さんに本当にお世話になりました。

新年早々入院し、外の爆竹の音をベッドの上で聞く日々は、当時の彼氏やご家族が代わる代わるお見舞いに来てくれていたとはいえとても心細かったのですが、おふたりのおかげでとても救われていました。

私は食中毒だったので入院中は絶飲食だったのですが、食事も摂れず横たわる外国人の私を不憫に思ったおばあちゃんが、自分のご飯を食べさせてくれようとしたときには、泣きそうになりました。

おしゃべりをしたり、折り紙を折ってプレゼントしたり。

私の大事な大事な春節の思い出のひとつです。

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寺内温子 / 育休中のママ編集者
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