見出し画像

ダニみたいな大学生活を振り返る

こんにちは。この記事では4年間でなんの学びも得られずに学費を溶かして留年し、退学ニート寸前に追い込まれたダニの大学生活を振り返ろうと思います。ぐちゃぐちゃになった自分の頭の整理のためというのもあります。こんなダニがいるんだと思って頂ければ幸いです。


大学1年

受験勉強の副作用で模試の偏差値の十の位が8になることに人生の喜びを見出していたかつてのぼくは、第一志望合格の末、完全燃焼して無気力になり、次第に勉強をしなくなります。とはいえ何もやっていなかったわけではなく、課題は当時の友達に教えてもらってほとんど出していたし、テスト前には最低限対策をして大体の単位は取れていました。サークルは新歓の圧に脅えて入らなかったものの夏休みからはバイトを始め、無気力ながらも悪くない滑り出しだったと思います。今思えばぼくの一番マシな時期でした。まあ長期休みに遊ぶようなプライベートな友達が大学で一人もできなかったので、そこは若干の良くない兆候だったかもしれません。

大学2年

雲行きが怪しくなるのは2年に上がってまもなくのことでした。ぼくの大学では2年に上がる時に学科配属(東大の進振りみたいなもの)があるのですが、かつて交友があった人たちとこれを機にバラバラになり、再び友達を作る必要に迫られます。で、友達が出来ませんでした✨️何人かとLINEを交換したのですが、特に仲良くなれませんでした。これで晴れてガチぼっちになります。最初の頃はぼっちで飲食店に入ったり授業を受けたりするのに少し劣等感があったのですが、すぐ慣れました。

しかし、大学で友達がいないというのはやはり致命的で、例えば課題を独力でこなし、テストも過去問が手に入らないので自分で教科書を読んで対策しなければなりません。大学の授業とテストは範囲が膨大な上に内容も難しく、高校の参考書みたいに要点を解説した手軽な本もほとんどなく、教授によってはテストに癖があるので1人で対策するには骨が折れます。さらに、授業を受けて行くうちに学科で学ぶ内容が自分の興味とだいぶ違うという事がわかり、勉強のモチベーションも次第に失いました。結局2年前期のGPAは0.9というありえない数値をたたき出しました。

そして2年生のおわりに差し掛かったころ、精神科で不安障害と診断されました。症状を簡単に説明するとパニック障害に近いもので、緊張や不安を感じると頭が真っ白になって、手の震えやめまいが止まらなくなります。ぼくの場合は重要な試験やグループワーク、プレゼンなどのときに不安症状が起こります。とくにプレゼンとかは最悪です。大勢の前で醜態をさらすことになるので。これを機にぼくはグループワークやプレゼンのある授業を徹底的に避けるようになります。

大学3年

友達はいない、勉強もおもしろくない、成績も悪い、おまけによくわからん精神疾患に苛まれ、若干自暴自棄になったぼくは自分の興味のある他学部の授業を取るようになりました。だってどうせ受けても単位とれないんだからせめて好きなものを…っていうやけくそです。この頃から大学に足を運ぶ回数はめっぽう減り、昼くらいに起きてネットを見たり、ちょっと勉強したりみたいなニート生活をしていました。というかいまもこんな感じです。また気が向いて大学に行っても授業に出ずマックで時間を潰したり、図書館で過ごして授業を受けない奇行に走っていました。あの人がたくさんいる空間がキツイんだと思います。授業によっては最後の期末試験だけ受けて何とか単位を取れたものもありましたが、大体の授業は落としていました。

3年の必修授業に毎回グループワークで最後にプレゼンをさせられる不安障害さんお断りセットがあり、最初の2回ほどは出席していたのですが心臓がちぎれそうになるので3回目くらいからは出席せずに家でずっと寝てました。この必修授業の存在でぼくの卒業は絶望的というか不可能なものになりました。まあこの授業が無くても絶望的だったのですが。

春休みにはバイトを20時くらいまでやってコンビニでお酒を買って帰って自室で飯食いながら時より泣いていました笑

ぼくは当然進級要件を満たせず留年します。

留年1年目(現在)

まあ3年のときとほとんど同じ生活です。授業には気が向いたら行く感じで、家で適当に過ごしたり図書館で勉強したりしてます。今はもう卒業できる気がしないので退学するかどうかの瀬戸際です。不安障害の症状は好転したわけでもなくかといって悪化したわけでもなく、停滞という感じです。とりあえず今は期末シーズンなので期末試験を頑張ろうと思います。

あと実は自分が留年生であることを最近知りました()大学から何の連絡もないので、「自分は名目上は4年なんだな~」とかのんきに思っていましたが、大学のポータルサイトを見たら「過B3」とばっちり書かれていました。留年したときって大学から郵便とかで何らかの連絡がくるものじゃないんですかね?大学から「今年度の卒業生へ」とかいうふざけたはがきがくるのですが煽りですかこれは?

原因と反省

・ぼっち
上で書いた通り、大学でもぼっちは厳しいです。大学では基本的にクラスというものがなく、あっても中学高校に比べればつながりは薄いので、自分から話しかけないと友達が出来づらいのが現状だと思います。自分から話しかけられない人はサークルなどに入って、定期的に顔を合わせる同級生を作るのがいいでしょう。ゆるめのサークルなら、「なんか合わないな…」ってなっても幽霊になって逃げることができます。文化系はゆるいサークルが多いイメージです。過去問も多分サークルのつながりで手に入ります。
・進路を誤った
特別ゆるい学科でもない限り、興味のない授業を受け続けて課題をこなして単位を取るのは非常につらいです。他に興味のある分野ができた場合は早いうちに転学部や他大への編入を視野に入れるのがいいと思います。ただ、転学部は往々にして高い成績を求められるのが苦しいところです。
・精神疾患を患った
これはもう避けられませんが、症状が軽いうちに病院に行くのがいいと思います。ぼくは薬があまり効きませんでしたが、症状によってはだいぶマシになることもあるのではないでしょうか。
・休学
いま思えば一番丸い選択肢だと思います。休学すれば学費は飛ばなくて済むし、空いた時間で何か勉強したり、もっとお金を稼いだり、治療に専念したり、別の選択肢を模索したりできたかもしれません。ただ親の署名が必要なのがちょっとアレですね。これやめてほしいです。

おわりに

色々細かい話は省いたつもりなのですが、結構な駄文になってしまいました。ぼくを反面教師にしてくれたらなと思います。拙い文章をお読みいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!