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四国八十八ヶ所巡り「高知・愛媛編2024.3.29-4.2 その10〜さようなら高知、最終日は街歩き〜」

<5日目、最終日 4/2(火) 高知モーニング、はりまや橋公園でおばちゃんとおしゃべり>
朝も早よから5時半に民宿「鈴」をチェックアウト。
フロントさんに、快適に過ごせたお礼を述べた。
コンビニに寄りつつ、敢えて大通り(たぶんメインストリート)を進んで遠回り。
中村駅には6時10分前に着いた。

始発は6:20発だから余裕のよっちゃんである。
6時頃、早めにホームに入ろうと、改札口の時刻表を見た。
なんと、土佐くろしお鉄道特急あしずり2号は、6:08発車ではないか!
危険な勘違いに肝を冷やした。
結果、発車10分前に自由席につくことができ、ホッとした。

8時ぐらいに高知駅に到着。
四万十・宇和海フリーきっぷを改札機に入れると、通れなかった。
この切符は、4日間有効。
窪川駅〜中村駅〜宿毛駅までの土佐くろしお鉄道と、宿毛駅からの宇和島自動車バスの区間は乗り降り自由。
高知〜松山までのJR線は逆走不可。
3/30(土)に高知から乗ったので、この日は窪川から高知まで逆走。
ゆえに、その区間の料金2840円を支払った。
こんなこともあったが、このきっぷのおかげで、交通費が大幅に削減。
ありがとう、四万十・宇和海フリーきっぷ。

はりまや橋バスターミナル近くのコインロッカーにバッグを預け、高知観光に出発だ。
まずは腹ごしらえ。
お目当ての朝食をいただきに、喫茶デポー京町店へ。
ここの高知モーニングは、訪れるたびに食べている。

ボリューム満点でおいしいのだ

前に行った「高知県立牧野植物園」に行こうとバスターミナルへ行ってみて驚いた。
ルートの中に牧野植物園がある周遊観光バス「MY遊バス」に乗り込む人々が多すぎて、あきらめた。
植物園で、植物より人を見に行くようなことになるもんね。

考えてみたら、高知の街歩きをしてなかった。
いい機会だから、空港バス時刻まで、街を散策することにした。
川沿いのはりまや橋公園を歩いて、桜を堪能していると、おばちゃんに話しかけられた。
職場や家族の愚痴を30〜40分ぐらい聞いてあげた。
真面目でがんばる人は、通りすがりの旅人に愚痴るのがいいんだろうね。
思い起こせば10年近く前、沖縄ひとり旅した時も、ホテルの朝食バイキングの席で、おばちゃんの夫の悪口を聞いてあげたっけ。

ランチは、駅に隣接した居酒屋庄やでビールとともに。
いろんなお刺身と鰹のたたき、釜揚げしらすがのったどんぶりはおいしかったな。

午後は、四方八方に広がる商店街や、飲み屋街を散歩。
高知城近くの商店街で英語圏の外人さんに、
 Do you speak English?
と尋ねられた。
「リルビッ」と答えると、彼は高知城に行きたいという。
近くにいた開店準備中の紳士服店店主に聞いて、
「ゴーストレイ、アーン、ターンレフッ」と教えてあげた。
旅先や初めて行った場所で、道を聞かれてしまうのはいつものこと。
なぜだ?

味のある路地は大好物
さすが高知の猫ちゃん、カッコイイ
かなりウロウロしたので、喫茶店で休憩
アールグレイティー・スコーンとスマトラコーヒー
スコーンなのにコーヒーだってさ

今回は、前日の愛媛の第42番札所・仏木寺で打ち止めした。
そして、高知龍馬空港はこの日が最後。

高知のお遍路は、修行の道場と呼ばれている(徳島は発願の道場)。
公共交通機関を使った歩きお遍路だけれど、寺と寺の距離が遠くて難儀した。
純粋な歩きお遍路だったら、文字通り、修行だったことだろう。
その代わり、壮大な大自然に感動させられ、魅力的な人々と出会えた。

不良お遍路のわたしが、ちゃんと修行をしたのか、不明だ。
ただ、対人・対仕事・対家族のアクシデントに最初は混乱するものの、平常心に戻るスピードが速くなったと思う。

次回は5月末。
どんな出会いが、出来事が待っているのか、楽しみだ。

〜おわり〜


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