四国八十八ヶ所巡り「高知編2023.3.25-28 その7 〜最終日はハンバーグランチ〜」
<第4日目 最終日にノブじいと再会?>
ホテルをチェックアウトして、はりまや橋バス停隣のローソン脇にあるコインロッカーに荷物を預けた。はりまや橋バス停から空港バスに乗るので、自販機で切符を購入し、準備万端。
前夜はコンビニで朝食を買わずにホテルへ戻った。それは、喫茶デポー京町店でモーニングを食べるためだったのさ。前回、いただいて感激したので、また来てしまった。
本当は第30番札所「善楽寺」へ行ってもよかったのだが、のんびりと市内観光することにした。まずは高知県立美術館へ行ってみよう。
確か安芸方面行き路線の知寄町3丁目バス停の次あたりに県立美術館前というバス停があったはず。
曖昧な記憶を頼りにバスに乗車。知寄町3丁目までは順調だった。まっすぐ行けば着くところ、右側のバイパス道路へ進むではないか。
失敗した!
これは早めに修正しとこう。
橋を渡ってすぐの西高須バス停で下車。(バス賃240円)
ネットの地図を見ながら、5分ぐらい歩き、とさでん交通電車の県立美術館前駅を発見。帰りの電車時刻を見るために線路を渡ろうとすると、バス停も併設されていた。これは両方の時刻表をチェックしなくては。
そんなわたしの行動を見ていたのだろう、オッチャンが声をかけてくれた。
「どこ行くん?」
「美術館です。」と答えつつ、オッチャンを見てビックリ。
前日に竹林寺のお遍路道入り口まで案内してくれたノブじい(お笑い芸人・千鳥のノブに似ていた)にそっくりなのだ。
一瞬、昨日のオッチャンはなんでここにいるの、と混乱した。
🎵声が違う〜年が違う〜身長が違う〜口調が違う〜(山口百恵「イミテーションゴールド」の替え歌)♪
兄弟だった説(ノブじいがお兄ちゃん、このオッチャンが弟)も捨てきれないほどだったが、冷静になって観察すると、全くの別人だった。
「この道5分ほど歩くと着くき。」と教えてくれた。
親切なところも似てたわね。
とさでん交通電車の県立美術館前駅から橋を渡って5分歩くと、高知県立美術館に着いた。この時期は、残念ながら、常設展しかやっていなかった。少々ガッカリしたけれど、大好きなシャガールの絵を鑑賞できてしあわせだった。素敵な美術館だった。
とさでん交通電車ではりまや橋駅に戻り(電車賃200円)、商店街などを探索したり、はりまや橋がかかっている小さな川縁のベンチで休んだり、中央公園でゆっくり過ごし、ランチ時間を待った。
ネット検索して見つけたレストラン「tuche」に入ってみた。スタッフ人数が少なくて、時間がかかるということだったが了承した。
どこでもそうだと思うけれど、人手が足りなくて、従来のサービスを持続するのが難しいのよ。クレームや批判をする前に、わたしたち、客側が意識を変えないとね。
手づくりハンバーグチーズ&クリームソースを注文して、15分ぐらいでサラダがやってきた。
わたしはおっとり氣質でひとり慣れしているから、待つことに対して何のわだかまりもない。ファストフード店じゃないし、仕事日の昼休みでもないから、20〜30分ぐらい平氣なのだ。
そんなことをぼんやり思っていると、注文から30分もかからずに、ハンバーグが運ばれてきた。
ハンバーグとコーヒーでおなかを満たし、はりまや橋バス停から空港バスに乗車。無事に高知龍馬空港から羽田空港へ移動。
ちょうど夕食時間に到着したせいなのか、おなかが減ってきた。空港内のどこで食べようか、そればかりを考えていたら、荷物受け取りブースを通り過ぎて到着ロビーに出てしまった。
警備員さんに聞くと、戻れないという。ANAのスタッフさんを呼んでもらい、キャリーケースを代わりに取ってきてもらった。たいへん申し訳なかったけれど、とても助かった。女性スタッフさんの笑顔が素晴らしかったわ〜ありがとうございました。
今回は雨のスタートだったけれど、思いがけない出会いやおもしろい出来事もあって、楽しい3泊4日のお遍路旅だった。
空海ちゃんこと、弘法大師様の存在も感じることができた。
次回は、行きそびれた第27番札所「神峯寺」と第30番札所「善楽寺」をプランに入れて、ルートを考えようと思う。
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