【思い出】自分で一歩を踏み出せたこと
小学校2年生の頃、夏休みの2週間だけスイミングスクールに通っていました
近所の仲の良い女の子の幼なじみと一緒に申し込みをして、いざ受講初日
幼なじみは浮き輪もありで、まずは水に慣れて泳ぎを楽しむコースだったのに対して、私はそこそこクロールやらを練習するスイミングの基礎講習のようなコースで、偶に講習中、幼なじみが受講しているコースの様子を見ると笑顔があふれており、かく言う私は講師から色々と泳ぎに対する指導・指摘を受け、げんなりの状況😢
「何で、自分だけこんな感じなんだろう」
と心の中で呟く次第でした…
そんな中、受講から3日目くらいでスイミングスクールの「スタンプカード」を無くしてしまいました💦
1日毎に判を押してくれて、ある一定まで溜まらないと受講証が貰えません
小学校低学年の私は、ガタイのよいスイミングスクールの講師(元チェッカーズの高杢氏似)に「スタンプカードを無くしました」と言いづらく、母にお願いしてもらうかなとは思いましたが、「自分で言わなきゃいけない」と自分でもなぜか分かりませんが、そんな気概が産まれました
次の日講習が終わり、勇気を持って受付に行って、自分の中で8年間生きてきた全てをかける思いで「スタンプカードを無くしました」と伝えると
「新しいカード渡すね」とガタイのよいスイミングスクールの講師に似つかない優しい声で、ほんの1、2分で終わりました🔚
「案ずるより産むが易し」と言うことわざがありますが、そんな心境でしたし、母に甘やかされて育てられた方なので、小さな事ですが、<試練を自分での力で越えた>と初めて思える出来事でした
もし、受付の人が「カードを無くすとはどういうことか」とか怒ったり、また、けんもほろろにされていたら、私は今以上に気の弱い・おびえた人間になっていたのかな…
何気ない出来事ですが、少し自分の人生を変えた出来事だと思っています
今の自分に、この時の気概や胆力はまだ残っているのか…
小学生の自分に負けてられません💪
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