【音楽】小室哲哉氏の最高傑作「My Revolution」
過去、音楽関連の記事を読んでいただけた方なら分かると思いますが、私は1980年代から活躍している音楽ユニット「TM NETWORK」が大好きで、リーダー兼コンポーザーの小室哲哉氏から生み出される楽曲に魅了されています
小室さん作曲の楽曲で「TM NETWORK」の最高傑作なら個人的には「金曜日のライオン(Take it to the lucky)」だと思いますが、小室さん作曲の全楽曲の中から最高傑作は?と聞かれたら、渡辺美里さんに提供された「My Revolution」かと思います(正直、金曜日のライオンと悩みますが…)
私が「My Revolution」を知ったきっかけは、1990年代中期のTKブーム期、私もTK楽曲に嵌まり、必然的に小室さんが楽曲提供されたTRFやglobe安室奈美恵さんや華原朋美さんの曲を聞いていた青春時代、NHK-FMのラジオ番組で「中村貴子のミュージックスクエア」という番組で、「小室哲哉楽曲・リスナー投票BEST20?みたいな」という特集をしていて、20位からTKブーム楽曲が続く中、「My Revolution」が十何位くらいかにかかって、「純粋に凄い良い曲だな」と心を掴まれた状態になりました
1986年1月~3月に放送されたTBS系テレビドラマ『セーラー服通り』の主題歌で、学園ドラマだったこともあり<川村真澄さんによる自身の成長・変わっていく的な歌詞>と<小室さんの丁寧な作曲>ともリンクして、今でも受け継がれている名曲となっています
また、渡辺美里さんの喉が太くなる前の時期の声で、今の声ができあがるまでの<少し甲高い声>が思春期を連想させる楽曲にマッチしており、名曲になったのは、<この時期に偶々この声質だったから>という要素もあると思います
楽曲の構成も、インパクト且つ惹きつけるイントロ、だんだんのと階段を登るようにサビまで持っていく流れ、大団円的な終わり方等、とても素晴らしいです
TKブーム期でいきなりこの楽曲を聞いて、「小室さんってシンセサイザーを駆使したダンスよりの曲だけでなく、子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで誰からも愛される楽曲を作れる方なんだ」とも思いましたし、「1980年代からこんな素敵な曲を作られていたのか」とビックリもした、まさに小室さんの才能を見せつけられた衝撃を受けました
令和の時代だからこそ聞いて貰いたい名曲です