仮想CITY石巻 vol.24「天国と地獄」


陽が降り注ぎ

緑の木々が生い茂り

草花が咲き乱れ

大きなテーブルには、常に沢山のご馳走が並んでいる

テーブルには、とても長~い箸が置いてあり、これを使えば、ご馳走をいくらでも食べて良いのである


実は、これは天国と地獄の様子を書いたもの

天国も地獄も何一つ変わらない

違うモノは、存在しない!

しかし、地獄には「餓鬼」と呼ばれるガリガリに餓えた鬼達が、醜い形相で毎日暮らしている

一方、天国は「お釈迦様」の様な、ふくよかな顔をした穏やかな者達が、幸せな毎日を過ごしている

お分かりだろうか?

地獄では、自分だけ腹一杯に食べたい!と、口に運ぶのだが、その長~い箸では、せっかくご馳走を掴んでも、自分の口には一つも届かない…

では、天国は…長~い箸で掴んだら、テーブルの向こう側にいる者に、食べさせてあげる!

もちろん、向こう側の者達も同じように…

いつも、相手の事を考えて暮らしている!
結局、それは自分の元に返ってくる

【情けは人のためならず】

そんな石巻にしたい!
本気で!
必ず!!

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