ミートファクトリーで出会ったクレイジーなオーストラリア人
こんにちは。オーストラリア4年目の姉やんです。
私は2020年の7ヶ月間ミートファクトリーで働いていました。GympieというQLDの田舎(Colesがあるから田舎すぎないところ)で、そこに住んでいる多くの若者・高校生らがミートファクトリーで働いています。
そこで出会ったある意味すごいオーストラリア人を紹介したいと思います。
F**k you girl
はじめはF**k you girl。オーストラリアの高校生。
チャームポイントは歯科矯正をしている歯と垂れ目。垂れ目でぽっちゃりなので私は心の中で「もちちゃん」と呼んでいました。初めて会った時、すごく暇で彼女と二人の高校生と共に肉の仕分けをしていました。
その時に「みんな、F**k youっていう練習をするよ。一人ずつ言っていってね」
となぜか高校生たちとF**k ワードを復唱するという謎の練習をさせられました。
私の心の中では「まじか・・・なんで私が下品な言葉言わされないといけないの。なんでオーストラリアにいるんだろう・・・泣」となり本気で泣きそうになりました。
その日以外も基本F**Kを毎日言っている彼女。ミートファクトリーには結構長く働いているからか意外と仕事ができるんですが、とにかく怠け者で、仕事は誰かに押し付けていました。
この子社会に出たらどうなるんだろうな・・・と考えさせられるほど。もう二度と関わりたくないですね。
Annoying お姉さん
見た目はとても美人で、明るくて、お肉を切るスピードも激はやなお姉さん。
ですが、ずっと叫んでいるんです。笑
本当に頭おかしいんじゃないかってくらいうるさかったです。うるさすぎてフィリピンのベテランおばさん方も嫌な顔をしていました。
しかも、なんでも教えたがりで私や相方にこうしなさいああしなさいって指導してくるのです。私も相方も3ヶ月くらいスライサーとしてやっていてまあまあできる方だったのですが、彼女は自分のやり方が一番だと毎回言ってきました。
でも彼女のナイフを借りると、ものすごく切れるので腕は確かだなとも。
お姉さんは出戻りで、私たちがボーニングルーム(お肉を捌くところ)に来た時にいなくなり、その後3ヶ月ほどして戻ってきました。
なので彼女が出勤の日は私も相方も「最悪だ・・・今日彼女いるじゃん」と気持ちが毎回落ち込み、結局彼女がきてから3週間後くらいにやめました。
彼女のせいでやめたわけではないですが、30%くらいは彼女が原因でやめたと言っても過言ではありません。
見た目は天使、中身は悪魔
顔が本当に天使のように可愛く、初めて会った時は女の子か男の子か区別がつきませんでした。1週間くらいして、マスクをとった姿を見て男の子だと分かりました。
青い瞳に真っ白な肌、ブロンドの髪にか細い体。まさにエンジェル・・・笑
ですが中身は真っ黒でした。笑
嫌なことは徹底的に避けるのか、嫌な場所に当たると無理やり交換させられました。
「〇〇!ここ変わって。俺ここ嫌だ。」
って名前間違ってるし・・・
私が変わりたくない時は無視していました。
でも最後の方は一緒に並んでスライスしたり、何も言わなければ本当に天使のようで笑顔も素敵な好青年でした。
毎日酔っ払っているクリーニングチーム
私と相方ははじめの5ヶ月間クリーニングチームとして働いていました。
ですが夜勤だったためか私の肌が悪化し、ボーニングチームに移動したのです。
その時に一緒に働いていたクリーニングチームの何人かは、酒を飲みながら仕事をしていました。
そのうちの一人は顔が毎回真っ赤になっていて、完全に酔っ払っていました。
若い男の子たちもお酒が大好きでしたし、チームリーダーもしょっちゅうお酒を休憩時間に飲んでいました。
ミートファクトリーのクリーニングは結構大事な仕事で、しっかり汚れが取れているかバクテリアがいないかチェックがされるのに、酒飲んで大丈夫かよ・・・っていつも不安に思っていました笑。
ネイティブの相方もわからないオーストラリア英語
みなさんオーストラリアの英語は訛っているとよく耳にしますよね。
英語初心者のうちはそもそも英語自体が分からないので訛りなんて関係ないのですが、正直田舎と都会のオーストラリア英語は全くもって別物です。
ミートファクトリーで働いていた多くの人は、マジで何を言っているのかわかりませんでした。相方がネイティブ(カナダ出身)なので彼に「あの人今なんて言った?」と聞くと
「俺も何言ってるのかさっぱり分からなかった」
とネイティブですら分からないとのこと。
彼はいつもGympie Englishだ。と話していました。
都会に行けば自分の英語上達したんじゃないかと錯覚に陥りますので注意。