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【ハイキュー!!】軽米町 聖地巡礼レポ (2025冬)


アニメ、映画、単行本、関連書籍でハイキューを履修してからひと月が過ぎた2025年1月中旬、聖地巡礼で軽米へ行ってきました。本記事では作中のモデルになった聖地と、聖地巡礼に役立つスポットについてまとめています。

①大町駐車場

軽米ICで高速道路を降りてすぐの信号を右折し、軽米の商店街へと向かいます。次の信号の角にあるのが、三坂電器商会のモデルとなった舘坂電器商会です。信号を左折して舘坂電器商会を通過すると、すぐ左手にカラフルな看板があります。

看板の奥にある大町駐車場はハイキュー聖地巡礼での来訪者も利用可能とのことだったので、車を置いて徒歩で散策することに


②集いの広場

ここでは聖地巡礼のマップをいただくことができます。マップの裏には先生描き下ろしの田中くんのイラスト(SNS投稿不可)が掲載。また、中にある募金箱に募金をすると「推しは推しの元へBOX」からグッズを2ついただけるそうです。

商店街を進むと烏野高校ののぼりを発見
集いの広場
先生直筆の色紙が2枚展示されていました
募金をして「推しは推しの元へBOX」を開けるとバボカが。実物を見たのが初めてだったので妙に感動しながら、残っていた白鳥沢(推し高校)から川西と五色くんをお引き取りしました。カワイイ。


③軽米町物産交流館

商店街をさらに進んで1つ目の十字路を右に曲がると、軽米町物産交流館があります。店内ではハイキューグッズの販売、日本代表ユニフォームの日向くんと影山くんが描かれた先生直筆の色紙やグッズの展示、軽米にある聖地の詳細や撮影スポットがまとめられたファイルがありました。このファイルは聖地巡礼の最初に確認しておくことをおすすめします。

外観の写真を撮り忘れたのでじゃらん観光ガイドより引用
烏野セッターの2人が店内に。右端に見切れている聖地をまとめたファイルがとてもわかりやすくて助かりました。


④舘坂電器商会(三坂電器商会のモデル)

先に高校方面を回ろうと思っていたので、道を引き返して舘坂電器商会まで戻りました。

1巻1話にて、自転車に乗った日向くんが春高に出ていた小さな巨人を見ていた三坂電器商会のモデル


⑤兼田商店(坂ノ下商店のモデル)

舘坂電器商会の前の交差点を軽米ICと反対方向に歩くと、途中で軽米高校への案内看板があります。看板の通り左に曲がってゆるやかな坂道を上ると、坂ノ下商店のモデルとなった兼田商店がありました。

3巻19話ほか、坂ノ下商店のモデル。名前の通り高校の坂の下にある。聖地巡礼する場合、現在は外観撮影のみ可。
兼田商店前から見た軽米高校方面の道。右奥に見えるのが軽米高校の校舎。2巻10話で影山くんが菅原さんを追いかけて走っていたカーブしている下り坂はおそらくここ。


⑥軽米高等学校(烏野高校のモデル)

兼田商店前から坂を上ると、軽米高校の正門が。この上り坂はなかなかに勾配が急で、日向くんは毎朝こんな坂を自転車で漕いでくるのかと驚きました。

1巻1話に出てくる正門前
3巻17話にて、日向くんが西谷くんにレシーブを教えてほしいと頼んでいた階段前
5巻37話にて、日向くんが自転車を停めていた駐輪場


⑦歴史民俗資料館入口

さらに坂を上り高校の敷地に沿って右に曲がると、烏野バレー部がGW合宿で走っていた坂と、合宿所として使っていた建物のモデルがあります。

3巻25話にて、合宿2日目に烏野バレー部が走っていた坂道
烏野バレー部がGW合宿で使っていた施設のモデル。この建物は物産交流館にあるファイルで、より綺麗な写真を見ることができます。


⑧軽米町民体育館(市民体育館のモデル)

兼田商店前まで戻り、店と対面にのびている道を歩くと、赤い屋根と見覚えのある階段の軽米町民体育館が見えてきました。市民体育館のモデルとなった建物です。

1巻1話、10巻83話に出てくる市民体育館のモデル
1巻1話にて、中学生の日向くんが影山くんに「俺がいちばん長くコートに立ってやる」と宣言した階段の下段のあたり
10巻83話にて、影山くんが及川さんに頭を下げながら「お願いしアアアアス!」と叫んだ入口前
10巻83話にて、「飛雄、及川さんに頭が上がらないの図!」で描かれていた入口前


⑨軽米中学校(森然高校のモデル)

軽米町民体育館のすぐ隣にあるのが、森然高校のモデルとなった軽米中学校。このあたりは切り開かれた斜面に建てられた建物が多く、坂や階段が多くなっています。

10巻85話にて、夏合宿が行われた森然高校のモデル。
隣接した町民体育館と繋がっている階段(作中でリエーフくんが駆け下りているところ)も含めて撮影するとかなりそれっぽく撮れる。


⑩山下時計店

町民体育館から坂を下りながら道なりに住宅街を進み、商店街の東側に戻ります。途中、右手にある山下時計店にて、グッズとともに先生直筆の色紙が展示してありました。

あいにく窓ガラスが結露していてはっきりと見えず。春にまたリベンジしたいところです。


⑪たけさわストア(しまだマートのモデル)

道を引き返して駐車場に面したT字路を曲がると、しまだマートのモデルとなったたけさわストアがあります。作中での店のマスコットは豚の輪切りですが、モデルとなったたけさわストアではオレンジ色のペリカンでした。

5巻36話、しまだマートのモデル。店内には特設コーナーとレジ近くにそれぞれ山口くんと日向くんの色紙が2枚展示してありました。(写真撮影可)
お店の裏は、11巻98話にて山口くんが嶋田さんにサーブを教わっている場所のモデルとなっている


⑫古舘製麺所

たけさわストアから川の方へ歩くと、左手に見える古舘製麺所。正式に公表されていないらしいのでぼかしますが、先生ととても縁が深い場所なのだとか。この日は休業していて店内に入ることができなかったので、ここもまた春になったらリベンジしたい場所になりました。

店の右側に展示しているグッズはSNS投稿不可


⑬例のフェンス

古舘製麺所のそばの交差点を渡り、南へ向かって川沿いを歩きます。左手にユニバース(北東北3県のローカルスーパー)が見えたら橋とは反対方向に曲がり、アストモスガスというオレンジの看板のある角(ちなみにこの角にあるミラーも漫画に小さく登場しています)を右に曲がります。住宅街の一角にあるフェンスが、日向くんと研磨くんが遭遇した場所のモデルとなったところです。

3巻25話にて2人が遭遇したところ。ちなみに軽米高校からは歩いて15分ほどの距離があります。


⑭雪谷川河川敷

川沿いに来た道を戻り、古舘製麺所のある交差点を渡ったところにあるのが、研磨くんの回想に出てきた河川敷のモデルとなった雪谷川河川敷です。

36巻318話、研磨くんの回想にて幼少期の研磨くんと黒尾さんがバレーをしていた河川敷
帰り道、研磨くんが「バレーできる人探せば」と言いながら歩いてた橋の近くの凹凸


⑮松橋商店

河川敷から商店街にもどり、集いの広場の斜め向かいにある文房具屋。店内にはグッズと、文具店にちなんで宮兄弟が受験を応援してくれる先生直筆の色紙(商品購入後に撮影可、SNS投稿不可)が展示してあります。

宮兄弟のグッズが左右対称に展示された中央に色紙が。本当にご利益がありそうです。稲荷崎のオタクにはぜひ訪れてほしい場所。


⑱軽米食堂(烏野食堂のモデル)

松橋商店から駐車場方向に向かうと、紫色の暖簾がかかったお店が。営業時間外は暖簾がかかっていないのでわかりにくいですが、暖簾があると烏野食堂とよく似ています。店内にはグッズと日向くんの色紙(撮影可・SNS投稿不可)が展示されています。
軽米食堂の営業時間は、昼は11時半~14時、夜は17時~18時半。また、日曜日は定休日、祝日はお昼のみの営業となっています。

23巻207話ほか、烏野食堂のモデル
ハイキューラーメンには古舘製麺所さんの中華麺とむぎカッケを使用。このジロリ若利くんのアクスタ、食べ物と非常に相性が良くてあまりにもかわいい。

ちなみにかっけとは岩手の県北や青森の南部地方の郷土料理で、そば粉や小麦粉を水でこねて薄く伸ばし、三角形に切ったもの。煮てにんにく味噌をつけて食べるのが主流ですが、ひっつみ汁や鍋に入れたり、ピザ生地や餃子の代用にしたりしてもおいしいです。



方向音痴なので多少迷いながら上記スポットを巡りました。所要時間(昼食含む)は3時間ほどでした。
冬なので雪を心配していましたが、タイミングが良かったようで日陰になっていた軽米中学校付近や、アスファルトではない川沿いの道以外の場所はほとんど雪が溶けていました。
今回は車で行きましたが、もしも公共交通機関を利用するなら軽米文化交流センター(荷物を預けられるロッカーあり)まで高速バスが通っています。また、二戸もしくは八戸まで新幹線を利用し、そこからレンタカーを借りるのもいいかもしれません。宿泊するとなると軽米には旅館はありますがホテルはないので、ホテルがいい場合は聖地巡礼後は二戸か八戸に泊まるのがいいかと思います。

わたしにとって人生初の聖地巡礼だったのですが、ハイキューの世界を間近に感じられてとにかく感動しました。軽米近辺で桜が咲くのは4月中旬~下旬らしく、季節が巡ったらまた軽米に行けたらいいなと思います。
また、1月末には仙台のカメイアリーナにも行くつもりなので、今から楽しみすぎてワクワクです。今回の軽米聖地巡礼で下調べ不足を感じたので、カメイアリーナは余すことなく見るためにきちんと準備したいと思います。

以上でハイキュー聖地巡礼、軽米編はおしまいです。これから軽米を巡礼しようと考えている方の参考になればいいな~と思います。ありがとうございました。




⬇️カメイアリーナ仙台見学ツアーのレポはこちら

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