とても抑えきれない感情。

推しのVtuber、柚子花(ゆずは)さんが活動一周年を迎えました。

そして「お知らせやお披露目がメインになる」と前置きされていた一周年記念の動画がこの文章を打っている少し前に公開されました。

プレミア公開数分前、いつも見る人、柚子花さんとTwitterやコラボ動画で関わりのあったVtuberさん、大事なお知らせに続々と集まるファン、そして僕。特別な日のプレミア公開に集まる300人のゆず派。

プレミア公開特有のカウントダウンに待機コメントも盛り上がり、開幕。

静かに語り出される柚子花さんの生い立ち。

「オーディションに受かり、3Dモデルのアイドルとしてデビューするはずがプロジェクトが潰れて2Dのまま放り出された女」

かつて柚子花さんは、ゆるべ~るという3人組ユニットとしてバーチャルアイドルとしてデビューするはずでした。

しかし、突然の出来事に夢を崩され、残った仲間もバーチャルアイドルとしての夢は諦めざるを得なかった。

そんななか柚子花さんはなりふり構わず助けを求め、そんな柚子花さんに手を伸ばしてくれる人がいた。

エハラミオリさん。

作曲やDJをする人で、MonsterZ MATEのコーサカさんやVtuber界隈でもよく名前を聞くトラックメイカーさん達と繋がりを持つ人。

柚子花さんの今回の動画によれば、エハラミオリさんが助けを出したのはほんの気まぐれだったという。

ただ、この1年僕が見てきた柚子花さんは、そんな運を手繰り寄せてくる人だ。今となっては驚きはしない。

柚子花さんはトラブルとサプライズとファン、そして運にもきっと愛されている。

初配信、緊張と不幸な境遇にやさぐれつつも「オ3Dプ潰れ女」の状況を話す柚子花さん。

「今の状況をみんなに伝えれば、応援してくれるんじゃないか」

そうアドバイスしたのはエハラミオリさんなのだそうだ。

そんな初配信に立ち会っていた僕は心奪われた。逆境になんとか心折れず、立ち上がってきたこの人を応援したいと思った。

そして激動の1年だった。

一周年の今、語られた1年のこと。そして…

歌う、というより奏でるという表現があてはまりそうな、綺麗な歌声と共に現れた姿。

ついに動いた。

2020年5月14日。僕はなんとなくしか理解出来なかったあの感覚…推しからの過剰供給による昇天を体感したのである。


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