DFBポカール開幕 〜2020/21シーズン〜
はじめに
2020年9月11日(金)にDFBポカールが開幕しました。DFBポカールはドイツで行われているカップ戦で、地区大会、地域大会を勝ち抜いた28チームとブンデスリーガ1部、2部の計36チームが出場できる大会です。
9月11日(金)に2試合、12日(土)に13試合、13日(日)に11試合、14日(月)に4試合と1回戦の全32試合中30試合が行われました。
下部リーグからの出場
日本の天皇杯に当たるこの大会には、地区大会に出場している下部リーグのチームもブンデスリーガのクラブと対戦するチャンスがある大会となります。今シーズンは、ブンデスリーガ1部、2部の36チーム以外は、3部リーグから9チーム、4部リーグから13チーム、5部リーグから6チームが本大会(DFBポカール)1回戦の舞台でプレーするチャンスと掴みました。
夢の対戦
例年、ブンデスリーガ1部や2部のチームがどの下部リーグのクラブと対戦するか、どんなジャイアントキリングが起こるかが話題となります。今大会は5部リーグの6チーム中5チームは、VfLオスナブリュック(2部)、FCアウグルブルク(1部)、VfLボーフム(2部)、SpVgg.グロイター・フュルト(2部)、フォルシュタイン・キール(2部)と対戦しました。2020年10月15日には5部リーグの1.FCデューレンがドイツの絶対的王者であり、チャンピオンズリーグを制したFCバイエルン・ミュンヘンとの対戦を控えています。
勝利とはなりませんでしたが、5部リーグのRSVマイナーツハゲンは2部のSpVgg.グロイター・フュルトと対戦し、90分戦い1−1と延長戦までもつれる戦いを繰り広げました。延長戦では5失点を喫してしまい、結果は1−6で敗戦となりました。
4部リーグからは、SSVウルム、SVエルバースベルク、RWエッセンがそれぞれブンデスリーガのクラブを倒し、2回戦へと駒を進めました。
どっちのホームスタジアムで開催される
基本的には地区大会も地域大会も本大会(DFBポカール)も下部リーグ所属のチームのホームグランド(ホームスタジアム)で試合が行われます。アマチュアクラブでも入場料を払って試合を観戦するファンがいるドイツでは、カップ戦での上位リーグ所属のチームとの対戦は大いに盛り上がり、たくさんのファンが足を運びます。アマチュアクラブ、下部リーグのクラブにとってはただ盛り上がるだけでなく大きな収益ともなります。
DFBポカール1回戦の結果
※引用:kicker.de
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