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ビジネスの世界では「書きたい」ことより「相手が求める」ことを書くことの大切さを知る。

自分の書きたいこと=相手が知りたいこと

だったら、とってもWIN・WINだと思う。

けれど、いつもそんなわけにはいかない。
自分が書きたいことが、その文章を読む相手にとって
「ん?なに?それ違う。」とスルーされてしまうことだってある。

特に商業的な文章を書くときって、
相手のニーズが何なのか、
相手は何を欲しているのか、
何が知りたいのかを徹底的に知り尽くして
書く必要がある。

だから、ビジネスシーンでは
「自分が書きたいこと」はとりあえず横においておいて
「相手が求めること」に寄り添う。
相手の気持ちに自分の気持ちをのせて
同じ方向を向いてみる。

これって、難しいことのように思うのだけれど、
読者がいない文章を書く方がよっぽど難しいのかもしれない。
たとえば読書感想文みたいな。

ちょっと読者をイメージしてみよう。

例えば
女性
30代
バリバリ働く共働き夫婦
週末はちょっと遠出してグルメを堪能している

なんて人をイメージしたら、
・少し価格が高い美味しいお店の紹介記事を読みそう
・別角度で週末の楽しみ方を紹介してみたらいいかも
・装いにも関心ありそう
・今後金融関係にも関心を持つかも
・住宅関係は?

なんて想像が膨らむ。

読み手を意識した文章。
媚びるわけではなく、役に立つ文章を書けたら嬉しい。


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紡/Tomomi Sugimoto
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