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20 数年ぶりに「愛という名のもとに」を再鑑賞
FOD で配信されている '90 年代のトレンディードラマ。当時のフジテレビは全盛期だったなぁ…
このドラマは学生時代にリアルで TV で見ていたんだけど、当時は社会人になる前だったから、心に刺さった台詞も多々ありました。
みんなが、何年か後にでていく社会って辛い事たっくさんあるの
迷路みたいに抜け道なんかどこにもなくて
今のみんなは高速道路を、アクセルをめいっぱい踏んで走ってる
ブレーキを踏んだら置いていかれるっていう不安でどんなに眠くてもわきめもふらずに
・・・・死んじゃうわよ
一番大切なものって
いつも、まわりから馬鹿にされるようなことなの
俺、卒業して、社会に出るのが怖かった。けど今は、社会から出るのが怖い
「お父さんがね、酔うといつも言ってたことがあるの。人生は、小さな箱を開けるようなものだって」
「箱?」
「うん。それを開けるとね、その中にはまた箱があって、開けても開けても中には箱があるだけなんだって。ひょっとしたら、結局その中にはなんにも入ってないのかもしれない」
「でも、そうしてあきらめて開けることをやめてしまった者は......
もう、二度とその中を知ることはないって」
卒業年はバブル経済がはじけた直後で、就職する時は超氷河期と呼ばれる時代だった。書類選考、面接、入社試験、、、それを何十回繰り返しても内定もらえず、就職先が見つからずに焦ってた。
第二次ベビーブーム世代は、学校に入るにも、就職するのにも、すべてが競争社会で…
このドラマはそういう社会情勢の中で新鮮というか、憧れのように映っていたんだと思う。「箱」の話は当時はあまり理解出来なかったけど、今は少し解るようなような気がします。。。
そして主題歌と挿入歌。学生時代は ZARD をよく聴いていたけど、浜田省吾の CD も買って聴いてたなぁ…
・ラストショー
・もうひとつの土曜日
・愛という名のもとに
・いつわりの日々
・悲しみは雪のように
など、ハマショーの楽曲を iPhone に入れてプレイリストを作って流してみる。現代の音楽とはなにか違う懐かしさ? というか、味があるというか、言葉で現すことが出来ないけど、心にしみる。。。