![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80365744/rectangle_large_type_2_ab7ca01573ef5b515a94326fb8a1b31a.png?width=1200)
恐妻家から学ぶ_経営者の悩み③
経営者の悩み。
人脈や社員など多岐にわたるかと思いますが、今回は売上拡大に関して、ヒントになるようなお話をさせていただきます。
事実、売上をどう伸ばせばよいか悩んでいる経営者は多いです。
売上拡大の悩みを解消するうえで、大企業の幹部経験者、会計士、税理士などによる指導やアドバイスは殆ど役立ちません。
なぜならば、会社それぞれ方針が全く異なり、その通りに実際に行動されてもいい結果に結びつかないケースが多いからです。
では、どうすれば売上拡大の悩みが解消できるのでしょうか。
(1)売上拡大する考えから一旦離れる
矛盾しているかもしれませんが、会社の存続を保障するのは売上ではありません。
会社の利益に着目していただきたいです。
たとえ売上が1億円増えたとしても、利益が1円も増えなければ会社経営は絶対に安定しないです。
そもそも、売上を増やすための成長投資の原資は利益であり、利益なくして、売上は増えないのです。
そのため、まずは売上拡大から利益拡大に思考を切り替えてください。
そうすることにより、行動の選択肢が無限に広がります。
(2)改善策を考える
では、自社では利益拡大するためには何をすればいいかを常に考える必要があります。
例えば、生産性改善、人員効率化、コストカット、粗利改善、不採算事業からの撤退、不採算商品やサービスの終売、そして、売上拡大もひとつです。
利益拡大の効果が出始めると利益と現金が増えて、会社経営に大きなゆとりが生まれ、深刻な悩みが無くなっていきます。
また、利益拡大に焦点を当てた経営改善活動を推進すると、競争力や収益性を高める会社の強みがブラッシュアップされるので、売上拡大を阻む悩みが自然と解消される可能性が高まります。
(3)最後に
売上をあげることが利益拡大につながると思い込まれている経営者が非常に多いです。
しかし、売り上げを下げても利益がきちんとでていればその会社様はプラスに働きますので、売上アップを考える前に経費削減など、減らせるところからテコ入れされてはいかがでしょうか。