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2024年富士山登山の事前準備の振り返えり
3連休初日 富士山5合目の登山ゲート 通過人数が今シーズン最多に 山梨県
https://news.ntv.co.jp/n/ybs/category/society/yscc3eb0fdbf8d45bfa562b9225c3d8012
山梨県側が富士登山の6割を占めるという。
記事にあるように多くの人が吉田ルートで溢れていました。
事前の準備について、振り返ってみたいと思います。
まず持って、大前提なのが、
山小屋の予約
富士山が山開きとなり最初の連休でしたので、本当に人が多かったです。
今回選んだルートは、吉田ルート(山梨県)
個人的には、去年行った富士宮ルートを優先に考えて、入山料を回避ということも考えましたが、ゴールデンウィーク前後から始まる山小屋の予約で、富士宮ルートは、調べてみて、ほぼほぼ、余裕を持って予約が取れる自信がなくなり、吉田ルートで予約を取りました。
小屋単位で予約開始日が違いましたが、ゴールデンウィーク明けの5月7日が多かったです。
夜中の0時スタート、5時スタートと様々でした。
結果、5時スタートだった7合目の鎌岩館に3時間!!かけて、予約が完了。
土日月の三連休の土日でなければ、楽に予約できたと思います。
山小屋の予約の次に訪れるのが、
バスの直行便の予約
<新宿バスタからの富士山5合目直行便の予約>
通常は運行していません。
この時期に1ヶ月前からの予約が可能。
7月13日の出発:9時半
7月14日の出発:15時
で予約。
天気が良く、お鉢周りをした場合に余裕を持った時間で確保。
↓現時点の予約先はここ
https://www.highwaybus.com/gp/reservation/rsvPlanList?lineId=110
で、気をつけたいのは、バスの予約変更です。
帰りの便を余裕を持って予約したので、お鉢巡りをせずに速攻で下山した場合は、とても時間を持て余すことになります。
天気やメンバーの体調によって、早めることが必要になってきます。
ネットで行う場合は、取消手数料100円問題のために、100円での予約取消が、7月1日から2日前までとなっていることでした。
キャンセル料によるトラブルの記事はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/9acb425c5427798a64af1be032fbc9cde150be2a
7月13日の出発前に新宿バスタの窓口で直接聞いた時は、
・ネットで取り消すと50%の手数料を取られる。
・帰りのチケット売り場で、早めのバスの空き状況によって、元々のチケットを取り消すという手続きで、新しくチケットを買って、後日返金処理。
7月13日に富士山5合目に到着して、チケット窓口で、直接交渉をしたところ
14日の希望時間にすんなり変更ができました。
やはり、直接交渉が一番ですね。(今後はわかりません)
で、次に今年、吉田ルートだけでオーバーツーリズムをきっかけに始まった
通行料の予約
システムは以下のリンクから全体像がわかります。
https://japanticket.com/news/press/fujisan-yoshida-reservation/
山小屋予約とは別に、必須の通行料2,000円
今の所、山梨県の吉田ルートのみ
通行料は、山中での安全誘導、巡回指導、通訳等の外国人サポートに活用する。従来から実施している任意の保全協力金1000円と合わせて、1人当たり最大3000円の負担となる。
先に、2000円の通行料を予約システムで予約し、当日、協力金1000円を各自で支払いました。
そもそも、なぜ山梨県側だけだったのだろう?
というか、
8合目以上は、浅間山神社所有だった
のか!!
https://toyokeizai.net/articles/-/407383?page=3
2004年12月、1952年当時の国に対する同神社の訴えを取り下げることを条件に、同神社へ8合目以上を払い下げる通知を交付した。
この結果、気象庁、環境省、国交省関係の土地を除いた、約385万平方メートルの8合目以上の土地が同神社所有となった。
2004年12月、1952年当時の国に対する同神社の訴えを取り下げることを条件に、同神社へ8合目以上を払い下げる通知を交付した。
この結果、気象庁、環境省、国交省関係の土地を除いた、約385万平方メートルの8合目以上の土地が同神社所有となった。(記事抜粋)
で、オーバーツーリズムをきっかけに山梨県側だけが通行料を徴収することになったポイントは県道があるかないかということのようだから、県で条件が決めることができて、山小屋の人とかは不要なのね。(県議会の議事録に辿り着かなかったけど)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fea619aa86aacfa4f71ba1b494bd2cd1b5f3641
勉強になりました。
登る前に調べておくべきだった。
大体の大枠が予約できたので、あとは、各個人の準備です。
装備
基本、富士山のオフィシャルサイトでメンバー共有
https://www.fujisan-climb.jp/erquipment/index.html
雨具、防寒着、ヘッドランプ、地図は必須です!
ただ、リンクを共有しただけでは、初めての人にはなかなか浸透しないので、チェックが必要ですし、細かい工夫までは書いてないので、情報をやり取りしながら、確かめることも必要だなと思います。
・ヘッドランプは念の為確認して、良かった。
・8合目より上は、寒いので、雨対策含めて、各人のリュックの大きさと相談しながら装備を検討する。
・その他で、サンダル履きで5合目には向かった方が良い。
・靴擦れ対策にバンドエイド
・タオルよりは、日本手ぬぐい
・水の量は、購入することも視野に入れて用意
など
あと、私の経験上、高山病対策が必須です。
それには、2つ
・ダイアモックスを自由診療(Line)で事前にゲットする。
・小さい酸素ボンベを用意する。
(カセットコロン炉サイズでよければ、5合目で調達)
(ただし、飛行機に酸素ボンベは持ち込めないので、小さい酸素ボンベの購入後の受け取り方法を吟味する必要がある)
最後に、
保険
一泊二日のタイプでいいので、必ず加入する。
使うことがないのが一番。
今回、私は、ワンタイムやまの保険に入りました。
301円(一泊二日)
https://onetime-ins.com/?gad_source=1&gclid=Cj0KCQjwkdO0BhDxARIsANkNcrczSHT7W-zwOmoza9volydbRDdV1mpmKODdGy0g3nKqN9lJvgzCBW0aAs_fEALw_wcB