2年前にFIREで早期退職した 今ここ① 保有資産(まずはここから)
ちょうど、2年前の54歳になる(年度上53歳)の3月末をもって29年間勤めた会社を退職しました。 いい機会なので、この2年間を振り返ろうと思います。
なぜ、振り返るのにいい機会と思ったか?
理由は、3つあります。
・FIREという言葉が浸透したと思った
・日常生活の定着ができた
・保有資産がある程度整理できた
・FIREという言葉が浸透したと思った
この2年間
「今、どうしてるの? どうやって生活してるの?」
と会う人で気軽に話せる仲の人からは、何度も質問を頂いてきました。
最近では、 FIRE の認知もだいぶ浸透してきて
年末年始で、実家に帰省した際には、妹の娘さんで保育士(2人の子持ち)から
「FIREしてるんですよね? どうやって、そういう判断ができたんですか?」
と、なかなか鋭い質問を受けたのでした。
まさか、妹の娘で保育士のような職業の人でも、FIREというようなものを知っているのかという驚きがあったのでした。
・私のFIREを目指そうと思った原点
私のFIREを目指そうと思った原点は、ロバートキヨサキの
金持ち父さん 貧乏父さん です。
この本を読んだのは20年以上前のことです。
この本をどう読むかで選択肢が変わっていくと思いますが、私はこの本をお金に関する哲学書として受け取りました。
この本を読んで、私の中に一番響いたのは、
お金に対する恐怖心を克服すること
FIREでいうところの、「FI」の部分ですね。
Financial Independence, Retire Early の経済的自立の部分です。
20年前には、FIREなんて言葉はありませんでしたが、お金に対する恐怖心を克服することの重要性をこの本から学んだことは、私の人生を大きく変えていったのでした。
だから、妹の娘さんには、FIREを目指すというよりは、「Financial Independence」の部分を目指すといいと思うよ。今やっている仕事が天職だと思うのならば、なおのこと、やめる必要はないと思うし。
と返答したのでした。
・日常生活の定着ができた
2024年4月には、長男が6年間の勉強を終え、医師免許も取得して、初期研修医としてスタートしました。 また、1この2年間は、自分の時間を、4年前に始めたピアノと合気道と旅することに使ってきました。先に書いたように、一年前に社会人になった次男が会社を辞めて、帰ってきてから、税理士を目指すようになったのは、想定外でしたが、結果それはそれでいい方向になりそうです。
・保有資産がある程度整理できた
53歳で退職をする時点での資産は、以下のような感じでした。
❶アパートA・・・・2004年購入(残債1500万円)
❷アパートB・・・2006年10月購入(残債3200万円)
❸会社の資産(妻と共同で築いた会社)
アパートC、D:657万円(残債:2200万円)
❹現金:5100万円
妻:300万円
私:4800万円(退職金:2500万円、貯金:2300万円)
❺株式(現物):300万円
私:300万円
❶アパートAは、私名義で、最初に新築で建てた物件ですが、愛着もあり手放す気にはなりませんでしたので、退職金の一部を利用して、残債を速攻で全額を返済しました。
❷アパートBも私名義でしたが、名古屋という福岡からは遠いところにあるので、売却しました。また、その売却した売上をそっくりそのまま、2億円のマンションを購入する土地代にしたのでした。
アパートBの残債も現金で全額返済
それに加えて、現金を元手に、❸会社の資産で8000万円のRCマンション(9戸)を銀行借り入れを活用して購入しています。
返済が必要なものは、会社資産だけに整理することができました。
現在の保有資産状況は、以下の通りです。
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