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私はドM!?山登りにハマりかけている心理を考察してみた
だんだんと足が重くなり、息が切れる。
まだ歩き始めて5分しか経っていないのに、早く休憩したい衝動にかられた。
***
2025年が始まってすぐに、義姉家族に誘われて山登り?ハイキング?に行ってきた。
私はこれまでに、学校の遠足でしか山登りをしたことがない。
そんな山登り素人な私は、富士山に登ってみたいという、壮大な夢がある。
なんて、無謀な!
と、思った人もいるでしょう。
富士山が好きで、頂上からのご来光が見たいという理由で登りたいだけなのです。
そんな経緯があり、山登りに興味深々な私は、ふたつ返事でOKをした。
今回登ったのは、標高約402mの三重県桑名市にある多度山だ。このコースはハイキングコースなので、手持ちのスニーカーとジャージ、ダウンといった軽装でOK。
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さぁ!いざ、出発!
登り始めて約5分。
富士山に登りたいなんて、でかい口を叩いていた私は、その言葉を発したことを激しく後悔した。
そして、冒頭のような気持ちに苛まれた。
しんどいやないか、、、。
それでも、弱音は心にしまって、淡々と山を登り続けていく。
小刻みに休憩しながら、登り続けていると、体が慣れてきたのか、休憩なしでもスタスタ歩けるようになってきた。
緑の木々や山のヒンヤリした空気感、山独特の不思議な音を味わう余裕も出てきた。
さらに登り進め、頂上に到着!
この瞬間、疲れは吹き飛び、達成感に満ち溢れる。
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***
自宅に帰ってからも、山登りの余韻に浸り、また山に行きたくなってきた。
そこで、夫や息子に近所の山に登ろう!と誘ってみた。
しかし、一緒に山登りをした息子は、相当疲れたようで、俺は行かへんの一点張り。
夫は体調不良で山登りじたい、参加出来なかったのだが、元々山登りには興味がなく、断られてしまう。
そのときに、夫からこんな質問を投げかけられる。
なんで山登りを好きになったん?
確かに。なんでやろー?と、考えてみた。
以下、夫からの質問に回答↓
私は人より何するにも時間をかけてコツコツ積み上げていくタイプやん?自分が目指している目標に辿りついたときに、コツコツが報われたと感じると、めちゃくちゃ嬉しいし、達成感で心が満たされるねん!
山登りはしんどい過程もあるけれど、最後には心が満たされるから、そのしんどさも苦にならへんのかもしれへん。まぁそんときは、しんどいんやけどな。
ん?待って!
私ってドM!?
***
ドMかどうかは、一旦置いておきましょう。笑
そういえば、仕事でも同じことが言えるかもしれない。
文章を書いている過程は、苦しんだり、悩んだり、つまづいたりと、頭をこねくり回して、淡々と文章に向き合う。
でも、完成したとき、仕事の成果が出たとき、企業やメディアの売上が上がったとき、クライアントから感謝されたとき、あー頑張って良かった!と、とてつもない達成感で満ち溢れるだ。
なんだか山登りと似てへん?笑
しんどくても、先にある喜びを感じたいから、また頑張れる。
だから、私は山登りに惹かれるのか。
やはり何ごとも経験してみなければ、やりたいか、やりたくないかは、わからないよね。
仕事においても、やらず嫌いではなく、一旦なんでもやってみる精神を持っておきたいな。