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medu4の空欄を一瞬で埋める方法

割引あり

こんにちは、現在医学部6年のものです。medu4のテキストの空欄を埋める方法を開発したので紹介します。


結論:プログラミングを使う

プログラミングと聞くとアレルギーが出てしまう方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、誰でも無料で使えるgoogleのサービス、google colabにコピペするだけなので、医学生であればほとんどの方が活用できると思います。
また段階ごとに画像を用いて説明しているので難しくないと思います。
(コピペするだけなので画像も5枚だけです)

medu4のテキストの仕組み

medu4のテキストの空欄部分には、白色の文字が埋め込まれています。
そのテキストデータを取得し、白色から赤色に書き換えれば空欄部分を赤字で埋めることができます。
つまり、穂積先生が授業で使用しているテキストの状態にできるわけです。

その他の方法

現在、googleでmedu4の空欄を埋める方法を検索すると、いくつかの方法が表示されます。
word形式に一旦変換する方法や、goodnotesの検索機能で一つ一つ調べる方法などです。

実際私もこのプログラミングコードを開発するまでは、pdf編集アプリ(PDF Expert:21,800円)を使って手作業で白文字を赤文字に変換していました。おそらく手作業で空欄部分を埋める方法としてはこの方法が一番速いと思います。

が、それでも1診療科あたり、1~1.5時間くらいかかります。しかもレイアウトが崩れるので、pdfの検索機能が失われたりします。

それに比べて今回紹介するプログラミングを活用すれば、設定時間などを省けば実行そのものは30秒も経たずに完了します。

メリット

まず、断っておきますが、穂積先生は空欄を動画を見ながら自力で埋めることを推奨しています。その上で私の考えるメリットを紹介します。

空欄に書き込む手間が省けることで授業に集中できる

通常、動画を一回一回止めながら、空欄部分を書き込む必要があります。しかし、もちろん動画は書き込む時間のために止まったりしないので、手動で毎回一時停止する必要があります。
停止するタイミングが少しでもずれて授業が始まってしまうと、書き込んでから巻き戻す必要があったり、解説を聞き逃したりします。(しかも、穂積先生は話すスピードはゆっくりですが、書き込むスピードは結構速いので手書き部分だけでも止めないと間に合わなかったりする)
常に動画を一時停止するタイミングを伺いながら授業を視聴する、この一つ一つの手間が煩わしく、時間がかかり、授業に集中できません。
しかし、事前に空欄が埋めてあると動画を一時停止する必要がなく、板書が必要最低限なので授業に集中することができます。

大幅に時間が短縮できる

一時停止や巻き戻しの手間、書き込む時間がなくなるので大幅に時間が削減できます。1時間の動画を見るのに何だかんだ2,3時間かかりますが、すでに書き込みが終わっていると、そのまま1時間で終わります。
動画視聴に時間がかかってしまう→動画を倍速で見る→結果記憶に残らない→2回目見直す、という最悪の悪循環から抜け出すことができます。
書き込みの時間がいらないので、等速で視聴→記憶にも残りやすい→2回目不要、という好循環を生み出せます。

予習することができる

medu4の魅力はテキストが穴埋めの文章なので復習がしやすい部分にありますが、あらかじめ穴埋め部分を埋めれていると、そのテキストを使って予習することができます。一般に暗記系の科目では復習が重視されがちですが、私は暗記系の科目こそ予習が大事だと思っています。これは高校の世界史の先生に教わったことですが、あらかじめ概要を把握した上で授業を受けると記憶の定着率が全然違います。予習といっても大変なことはしておらず、各チャプターの説明が始まる前にテキストの文章を読むだけです、しかし講義という受動的な勉強の前に、テキストを読んで概要を掴むという能動的学習を挟むことで解説の頭に入ってくる率が違います。

デメリット

パソコンが本当に苦手な人は難しいかも

googleのアカウントを持っている人であれば誰でも利用できるgoogle colabを使用します。基本的な使い方は説明すると膨大な量になるので自身で調べてください。わかりやすく一から解説しているサイトが山ほど出てきます。これから提示するコードをコピペして、ファイルをアップロードし、実行するだけですが本当に苦手な人には難しいかもしれません。

若干レイアウトが崩れる

空欄部分を赤字で埋め直した際、少しだけズレます。特に記号や数式など。

白色テキストが埋められていない場所は赤字にできない

画像に()が書かれた部分などは元々テキストが埋められていないので手書きで書き込む必要があります。(穂積先生も手書きで書き込む部分)

最後に

プログラミングを活用する方法を紹介しましたが、私はプログラミングが得意なわけでも元々できた訳でもありません。ただmedu4の空欄を埋める方法を探しているとプログラミングを活用する方法に行き着き、独学で調べながらなんとか完成させました。(こっちに時間を費やしすぎて肝心の勉強が全く追いついていません😭)

プログラミングに詳しい方からすると拙い書き方だったり、欠陥が見つかったりするかもしれませんがその際はぜひご指摘いただけると幸いです。

また今回プログラミングを勉強したついでに、medu4を丸々ankiにぶち込む(表:空欄のテキストの画像、裏:書き込んだテキストの画像、みたいな)方法や、テキストから口頭試問だけ抜き出してankiに入れる方法なども開発したので反響があればまた書いてみようと思います。
個人的にはmedu4を丸々ankiにぶち込む方法は結構画期的で強力だと思います。

*2023/10/26の段階では正常に完了することが確認できています。
何かエラーが起きたりうまくいかなかった場合、できる限り対応しますが、勉強がそれどころではないことやコードのエラー以外にも様々な失敗が起こりうるので、全てに対応できる訳ではないことをご了承ください。

実際に行う方法の解説

では実際にどんなコードをコピペして、どのように実行すればよいか解説していこうと思います。莫大な時間と労力がかかったので、この部分から有料にさせていただきます。
medu4は内科外科とマイナーだけでも180コマほどあるので180時間短縮できると思えばめっちゃ安いと思います!!

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