放課後等デイサービスの選び方②
とてもショックで悲しいことで、書こうかどうか、書いていいのか、ずっと迷っていましたが、とても大事なことだと思うので書いておこうと思います。
Yが幼稚園の時、預けていた施設で死亡事故がありました。(幼稚園のときなので、放デイではありません)
詳しいことはわかりませんが、食事を喉につまらせての窒息が原因だったと思います。
詳しいことがわからないというのは、この事故が起きたのは11月の初旬で、それを知ったのが月末で、封書で1枚、そういうことがあったという形式的な文書が届いただけだったからです。
封書が届くまでの間、2回預けていましたが、送迎してくれる支援者から何の話もなく、届いた後も口頭での説明は一切ありませんでした。
ニュースになることもなく、その施設もそのまま存続しているようでした。(だから、預けることができた)
もう、びっくりして、ショックで、いろんなことが頭をかけめぐりました。
一番思ったのは
自分の子どもにもありえたかもしれない
ということ。
会話が出来ず、言葉での理解がまだ難しいころだったので、嚥下に関してはかなり注意を払っていたからです。幼稚園では食事についてはアレルギーを含めて事前に調査されていましたが、何かイベントがあるときには、改めて面談がありました。それぐらい需要なことなんだと思います。
封書が届いてから、すぐに預け先を変えましたが、しばらく後悔ばかりで自分を責め続けました。
仕事を始めたのが間違っていたのか・・(夫にはそんなたいした仕事でもないのにやめてしまえと言われました。)
最後には
やはり、預けた私が悪かったのだ・・と。
サインはありました。
天候が悪く、幼稚園が休園になってしまったとき、急遽でお願いして、朝から預けられることになりました。私は本当に有難いと思っていたのですが、夜帰ってきたら、おむつがパンパンでした。全く替えていないようでした。
帰りのときに、「今日、かみつき癖がある子がYくんを噛んでしまって・・」と言われ、家で確認したら歯形がきっちりついていました。支援者も深刻な感じでもなかったので様子をみていましたが、3日たっても消えないので施設に電話しました。「Yはその子に何かしたのでしょうか?何か言ってしまったとか?」と尋ねると、支援者は「全くそんなことはありません。Yくんは100%悪くありません。ただ、噛み癖のある子がやってしまっただけなので。」
その子の親からも何の言葉もありませんでした。
相当痛かっただろう・・ごめん、ちゃんと気持ちを理解してあげられなくて。
会話ができなくて、直接Yから話をきくことができなかったけれど、本当はもっと色々あったのかもしれない。
何かおかしいと思ったとき、辞めるべきだった。
でも仕事を優先してしまった。
時間が遅くなっても夜ご飯を出してくれたりしていたので、正直助かっていました。あやしいって思っていた(幼稚園の先生に相談していた)けど、サインはあったけど、そのままにしてしまった・・
そして
その施設から年賀状が届きました。
事故があったのが11月ですよ。
今年も楽しくやっていこうね、みたいなことが書いてありました。
もう、私には理解不可能でした・・・
私が住んでいる自治体は人口が多いので、施設も多いです。だから何をやっているかよりも、書類がきちんと出来ているかが重要で、施設の運営者もそこしか考えていない人もいると聞いたことがあります。
熱心な支援者が疑問を持って、自治体の人に尋ねたら、どんなことをしているかを見るのは、(そこまでは)自分たちの仕事ではないと言われたとも聞きました。
幼児期~小学校においては、療育以前に命を預かってもらっているということを忘れてはいけないということ。
私は子どもの命を預かっている仕事をしている保育士や、幼稚園の先生は本当に尊い人だと思っています。(児発から今までずっと預かってくださっている放デイの支援者の先生には本当に感謝です)
言葉に遅れがあったり、会話できなかったり、知的に問題があっても、何かおかしかったらサインはあるはずです。
自治体によっては選べるほど施設の数は多くないのかもしれません。ですが、疑問に思ったら変更したり、辞めることも検討してほしいと思います。
不自然に愛想のいい支援者
初対面でマウントしてくる療育関係者
わざわざお兄ちゃん風を吹かせているところを見せる若い男性の支援者
ちょっと疑問を持った方がいいです。
直感と違和感を大切に。
一社会人として、一企業としての振る舞いができているところをオススメします。
書類関係や、送ってくる手紙の文言にも表れていますので参考にされるといいと思います。
自分の子どもの命を預けている
だとしたら、どこがいいのか
それが一番の選ぶ基準だと思います。
全国の児発や放デイを利用される方々が私のような思いをしなくて済みますように・・