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講演希望者100人集めて、『政策起業家――「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』著者の駒崎弘樹さんのオンライン講演会を実現したい。
こんにちは、WePolicyです。
今日は、私たちの活動第1弾である講演会のプロジェクトについて紹介します。前回は、『WePolicyってナニモノ!?』という記事を書きましたが、一体何をしようとしているのか?という問い合わせも非常に多いので、今回はまず、私たちの活動その1について書かせていただきます!
【『政策起業家――「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』著者・駒崎弘樹さんの講演会】プロジェクト
まず、活動第一弾として計画しているのは、このプロジェクト。
政治家でもなくても、4年に1回の投票でなくても、社会を変えられる方法が詰まった『政策起業家――「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』。
私たち、WePolicyは、自分たちが住む地域を自分たちの力でより良くしていきたいと願っています。そのためには、政策を出す自治体との連携が欠かせないと思っているのですが、はて、どうやって連携するのか、そもそも、政策に個人の集まりが口を出せるのだろうか、と疑問に思っています。
なので、まずはこの本を理解することで、社会を変えられるための学びを得たい、そう思っていた矢先に、著者である駒崎弘樹さんがご自身のフェイスブックで以下の投稿をしてくださいました。
著書『政策起業家』を100冊買ってくれたら、無料で講演します!
該当の投稿から少し抜粋いたします。
実はここ10年くらい、講演会のご依頼は基本お断りしていたんですね。経営に集中したかったのと、言いたいことはSNSとかで発信すれば良いか、って。
でも、この「政策起業家」という新しいコンセプトの意義については、SNSとかじゃ十分伝わらないな、と。民間から政策って変えられるんだぜ、っていうのは、圧倒的な熱量とともに伝えないと、伝わらない。
それはSNSじゃなくて、リアルタイムに語りかけることで、全存在をかけて語りかけることでしか、熱量の「感染」は起こらないのではなかろうか、と。(中略)なんで100冊かって?100冊買ってくれるような気合の入った人のグループじゃないと、変化の起点にならないからです。何となく話聞きたい、別に本は買わないけど。みたいなノリじゃなくて。
マジで私は世の中変えたいんだよ、そのためだったら100冊買って配るわ、くらいな気持ちで一緒に闘ってほしい。
ちなみに以前は1つの講演で50万円くらい頂いていたので、料金的にも、通常ご依頼いただくよりも、かなり得です。(以下、略)
これは非常に良い機会だと思いました。
まずは、講演希望者を100人集めて、このオンラインでの講演会を実現したいと思い、私たちの最初のプロジェクトとして実施することを決めました。
駒崎弘樹さんプロフィール
1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、「地域の力によって病児保育問題を解決し、子育てと仕事を両立できる社会をつくりたい」と考え、2004年にNPO法人フローレンスを設立。日本初の「共済型・訪問型」の病児保育サービスを首都圏で開始、共働きやひとり親の子育て家庭をサポートする。
政策起業家について
「政策起業家」なる言葉は、私たちもこの本で初めて聞きました。アメリカなどでは、すでに知られている言葉で、英語では、Policy Entrepreneurs と呼ぶそうです。
明日の政策を起こす「政策起業家」
官僚や政治家だけでは解決できない複雑な政策課題に向き合い、公のための課題意識のもと、 専門性・現場知・新しい視点を持って課題の政策アジェンダ化に尽力し、その政策の実装に影響力を与える個人のことを「政策起業家」と呼びます。
言葉だけだと、専門性が必要で、現場を知る必要があって、という能力面が求められるようには聞こえますが、実際は、まず「社会を変えたい」、「現状を変えたい」そんな熱が政策起業家には必要だそうです!
講演会実現のための条件
まず、最初にお伝えしておかなければなりませんが、
この講演会はオンラインを想定しています。リアル開催ではございません。
まずは、講演希望者を100人集め、日程調整をする必要があります。ですので、私たちはアンケートで講演希望者を募ることにしました。2022年3月31日までに。この段階では、書籍を購入する必要はございません。
※アンケートはこちらをクリック
私たちの活動は、石川県を良くしたいという思いから生まれました。
だから、2022年3月13日の28年変わることがなかった事変級の石川県知事が変わる県知事選挙を機にスタートしましたので、現在は、石川県に住む方々を対象にしています。
100人集まった段階で、講演会の予定を調整します。その後に、正式な申し込みを募集します。その申込時を行なった後には、実際に書籍を各自で購入していただく必要がございます。
なぜ、100冊購入して配らないのか?
私たちも100冊一旦購入して、それを参加される方に配り、参加費として書籍費用を徴収する、というやり方が、もしかしたら、遥かに講演会の実現はしやすくて、かつ、早いかもしれません。
でも、それって、結局、誰かが取りまとめて、事前に用意してくれて、それに乗っかる、という他人任せなやり方なのでは?と思ってしまいました。
(100冊購入後、個人宅への配送の手間やコストなどもありますが…)
だから、アンケート方式で、石川県で少しでも、良くしていきたい、変えていきたい、そんな思いを集める方法を選びました。
講演会までの流れ
改めて整理しますと、以下の流れで考えています。
2022年3月31日までに講演希望者をアンケートで100人集める。
駒崎弘樹さんとオンライン講演会の日程調整を行う。
オンライン講演会の申込受付を開始予定。別途フォームを作成予定。
(4月以降)申込いただいた方に、各自で書籍を購入してもらう。その際に、書籍とご本人の顔写真を撮影した写真を私たちに送付してもらう。申込と購入内容を紐つける。
オンライン講演会の実施(5月以降)
今後の活動内容についても、今、検討していますが、まずはこの講演会を実現させたいので、どうか、あなたのお力を貸してください!
現在の申込状況(3月26日時点)
2022年3月13日に申込フォームをオープンしてから、3月26日時点で100人の申込をいただきました!県都である金沢市だけではなく、能登地方や加賀など広い範囲で様々な人から連絡が来ています。
「このコンセプトには共感します。お手伝いできることがあればと思います。」
「政治を自分ゴトで考える社会になったら良いな。企画のお手伝い、是非チャレンジしたいです!」
「まさに私の感じていた、選挙投票して終わりじゃないからね?というメッセージがあり、びっくりしたのと同時に、同じような思いをしている人が集まれば、本当に変えられると信じています。」
など、多くのコメント付きでいただいています。
今、これを読んでいて、少しでも変えたい!という思いがあれば、まだ申し込みは続けていますので、是非とも応援をお願いいたします。正式な講演申込始めた段階で、以下のフォームは、閉じます。
地域の主役は、そこに住む私たち。
政治家だけではなく、私たちからも動いてみる。
#投票したら終わりじゃない そういう地域にしていきたいです。
記事作成
WePolicy 発足メンバー 金原 竜生
※なお、駒崎さんのnote・Facebook等で講演受付停止のご案内が発表されておりますが、本企画の講演依頼については打診済みです。引き続き開催に向けての準備を進めてまいります。