レタッチャーのお仕事の流れです。
案件によって流れは様々ですが、広告媒体で一番過程が多いとき。
あくまで僕の場合です!
項目の後ろに「※」がついてるものは案件によってあったりなかったり。
1番工程が多い場合で上記が全部ある感じです。
打ち合わせがなかったり、レタッチ立ち合いがなかったり、色見本を出力する必要がなかったり、撮影だけ行ったり、ビジュアルの難易度によってメールチェックを何度もしたり、打ち合わせが何度かある場合もまれにあったり、ビジュアルが多点合成の場合や色々な理由で撮影が1日で終わらない場合は撮影現場に何度も行くこともあります。
案件が発生と同時にデータが送られてきて修正してメールチェック、納品、などものすごく短期間で終わるものもあります。
仕事依頼の連絡は、マネージャーやプロデューサーなどがいるレタッチ会社などではその人が窓口になる感じでしょうか。
特に特殊なことは、現場に行って仮合成、とレタッチ立ち合い。
現場で仮作業することをプレオペレーションと呼んだりします。
現場で略してプレオペ。
撮影スタジオやロケ地など撮影現場で
撮影と同時進行でデータをもらいつつphotoshopで仮合成をどんどんしていきます。
ざっくり合成してみて、
アングルが合っているか、
素材として使えるか、
合成しながら使用カットを決めていったり、
その場でみんなであーだこーだ言いながら画像をチェックしていく感じです。
すごい稀ですが過去にそのまま納品データを作らなきゃいけないことも。
最近はフォトグラファーやデザイナーさんのスキルも上がっていたり、ある程度合成の知識も増えているので、現場に行って仮合成することも減っている気もします。
レタッチ立ち合いは、
アートディレクターやフォトグラファーと実際にモニタやプリントを見ながら指示をもらい、最終のイメージを仕上げる作業です。
僕の場合、フォトグラファーと詰めたものをアートディレクターに提案する、という形が多く、フォトグラファーだけ1時間早くレタッチ立ち合いに入ったりします。
どちらも時間が限られていたり、見られながらの作業なのでプレッシャーもありますが、僕は割と楽しくて、直に見られてその場で判断して修正するので力量が試される作業だったりします。
コロナの影響もありますが、誰にも合わずに仕事が完結する、こともあります。電話で話しただけで、一度も会ったことがないお客さんもいます。
全体のスケジュールは平均で1週間から2週間くらいでしょうか。1日で終わるものもあれば一ヶ月かかるものも。
20代の会社員時代は年間100件くらいプレオペに入ってスタジオやロケに無駄についていっていたのでいろんな場所にいけたりしてすごい楽しかった思い出。
プレオペで2日徹夜する、、などつらいときもありましたが今は良い思い出です。
最近は予算の都合もありあまり遠くに行くこと少なくなったような気もします。。プレオペで海外ロケとか行ってる方たまにいましたよね。
ではまた!