今は「ひとりコスプレ」を楽しもう
まずは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹られた方をお見舞いし、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致します。
(ヘッダー写真:ゾンビランドサガ/源さくら@のこのしまアイランドパーク 2019.4.7(源さくら命日))
コスプレイベントも軒並み中止になる中、屋外イベントでもある「コスプレピクニック門司港レトロ」は、なんとか3月15日に「自家用車コスプレ来場推奨」「更衣室終日換気」「更衣室の机の間隔を空ける」などで開催を行いました。
私は「咳喘息」持ちですので、咳をすることであらぬ誤解を掛けてはいけないと思いマスク着用しましたが…これ、マンガのような頬を赤らめたラインと口がプリントされたものなので、かえってオジサンの顔を出さなくて済むからいいのかも?
(プリズマイリヤ/イリヤスフィール・フォン・アインツベルン)
さて、これから半月絶たないうちに福岡も北九州も陽性判定の方が増えております。コスプレイベントや同人誌即売会も軒並み中止となる中、対策を行い開催にこぎつけたイベントもあります。
ちょっと前までは割とみんな他人事で、お店のお客様も3月29日の日曜日までは比較的来られておりました。
ですが、志村けんさんの訃報をきっかけとして、一気に潮目が変わったように思えます。私も生まれた頃から、志村けんさんを始めとしたドリフなどの笑いの洗礼を受けたものです。小学校の教室でみんなでヒゲダンスもしました。スイカの早食いに挑戦して怒られたりもしました。
実際に会ったことはないけれども、テレビでは会ったことのある、誰もが知ってる、あの「面白いおじさん」を我々は失いました。
芸能人が亡くなったとき、その人を知っているとまるで友達が亡くなったかのような気持ちにさせられるのですが、志村さんはその中でも別格でした。
その日を境に、週明けてからお店に来られるお客様もほとんど居なくなりました。通販も減っているくらいです。
スタジオの閉鎖なども聞かれるようになりました。元々ギリギリの採算で行っているところが多いため、留保が無い所も多いでしょう。
そして、福岡県も先週日曜日から19日まで「休日は不要不急の外出の自粛要請」が出されました。
「なんで平日の通勤を自粛しないんだ?」という声もありますが、ある程度のルーティンとなる通勤よりも、どこの密集地に行くかわからない土日のレジャーをまずは抑えていくのが先決だということでしょう。
当店(コスプレショップぱるふぇ)も、その要請に全ては難しいですができる限りの対応を行いたいと考えております。
その上で皆様にお願いしたいのは、不要不急の外出を憚られる土日は、コスプレの衣装をメンテナンスしたり修正したり、衣装を自作したり、(ぱるふぇの通販を使っていただいたり(ぼそ)、)そして家の中でコスプレ撮影やツイキャスなどで「#宅コス」しませんか?と提案致します。
スタジオも「お一人様プラン」を打ち出すところもございます。
今は「ひとりコスプレ」を楽しもう
コスプレという趣味は極めて「ソーシャル」なもので、友人知人やネットで集まった人と複数名で活動するのが主流です。
だからこそ、同じ作品のコスプレで「併せ(あわせ)」をしたりすることに比較的重きが置かれていますし、実際にその併せが成功したときにとても楽しいものです。もう「ひとり」には戻れない!くらいw
しかし、感染クラスタの一因となる可能性がゼロではないゆえに、イベントもない、併せもやりづらい…
今は誰かとコスプレすることが難しい昨今。
だからこそ、「ひとりコスプレ」を楽しもう。
さて、あなたの部屋のクローゼットの奥に、「併せが流れたから着る機会がない」「着ようと思って買ったけど着ずじまい」…そんな衣装ありませんか?
今こそ、それらの衣装を着て、SNSなどで見せびらかすまたとない機会です。
ただ家でコスプレしてご飯食べて飲んだくれた様子をツイキャスするでもいい。
ネットの世界はもっと多くの人とつながっている。
それがひいてはこれからの力になる。
最後に宣伝かよ!
最後に宣伝ですが(うちも大変なんです)、コロナウイルスの影響で在庫のない新品衣装はどのお店も一ヶ月待ちです。「コスプレショップぱるふぇ」では、店内在庫の衣装は即納で、また現在「宅コス推奨セール」と題して昨年までに入荷した中古衣装は全品20%引きで提供しております。従来半額の衣装も更に20%引きで投げ売りしております。
ウィッグ付きセットなどもあり大抵は前の持ち主の方がカットされておりますので、だいたいすぐにコスプレできます。
大阪以西の人は木曜日、名古屋以東の人は水曜日までにご注文いただければだいたい週末に御手元に届きます。
佐川急便や日本郵便の配達の方が頑張ってくれておりますゆえ!
我々は決して屈服はしない。過酷な運命の果てに絶望の闇が訪れたとしても、闇の中でこそ、光が輝けることを知っているからだ。
(「ゾンビランドサガ」より、白竜によるアニメ二期決定の演説より)