乳がん日記 #2
2023年10月の健康診断で「要再検査」となり、11月に慈恵医大病院の乳腺外科を受診
初診で触診とエコー検査をしたT先生から「多分何でもないでしょうが、念の為にもう一度マンモグラフィーとエコーをやっておきましょう」と言われました
検査技師から「以前にも慈恵で再検査されていますね?」と言われました
前にも健康診断で「要再検査」となって、慈恵を受診しました
その前回の慈恵医大病院での検査日は、クリスマスイブで海外留学中の娘の帰国日と重なりました
空港に迎えに行けなかったので、とても記憶に残っていましたが、その時は左乳房に石灰化している箇所が見られるが、何も問題無しとの事でした
今回は右乳房でしたが、また同じように問題無いのでは…と思う気持ちと、いやもしかしたら乳がんかも…と、様々な気持ちが交差しました
12月に検査結果を聞きに行くと、医師からは「微妙で判断が付きにくいので、針生検(組織診)をしましょう」と言われました
診察室のベッドに横になると、首から下はカーテンで見えなくなりました
局所麻酔をする際に、アルコール消毒をした看護師さんが「まぁ、大変〜」と声を上げられました
私はアルコール過敏症でお酒が全く飲めず、お菓子のワインゼリーやサバランも食べることができません
以前酒精保存のうどんを茹でていたら、その湯気でふらっとして倒れそうになったことも…
ただしこれまでは腕の注射のアルコール消毒は大丈夫だったので、何も言わなかったら、皮膚の弱い胸部では真っ赤に反応したらしく、慌てて拭き取っている様子
改めて非アルコールの成分の消毒をしてから、麻酔の注射。痛いけれど、我慢できる痛さ
壁に沿って置かれている診察台の上に身を置き、首から上も、首から下もカーテンで見えない状態は、何をされるのかもよく分からず、それが恐怖
多分看護師さんがエコーを当てていて、先生が専用針で病変部を吸引している模様。
事前に「大きな音がしますよ」とパチンという音は聞かせてもらいましたが、首から下が見えない状態で、いつ来るかもしれないその音に驚いて、毎回足がバタンと上がってしまいました
数ヶ所採取するとカーテンが開き,看護師さんがガーゼを厚く当てて「しばらく押さえていてください」と言われました
当日の入浴は禁止との説明は受けましたが、痛み止めの処方は無し
右乳房の乳首から外側に2cmくらい、針の入った部分は数日間内出血していました