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「ROAD TO @JAM EXPO LIVE」必勝法について

 毎年夏~秋に開催される「@ JAM EXPO」の出場をかけた予選大会である「ROAD TO @ JAM EXPO」をウォッチしておりまして、その中で傾向と対策みたいなものがわかったのでまとめてみたいと思います。
【5/15追記】
 
2024年の戦いが始まりましたが、色々と仕様変更が出てきそうです!追記はしていきますが参考程度にしたほうがいいかも!
【5/20追記】
 2024年度の出演順については、5/20(月)21時からミクチャで配信の「@JAM応援宣言!」の中でのくじ引きで決まることが発表されました。
【5/24追記】
 2024年度の投票方法が確定しました。
【5/27追記】
 2024年度の結果が出たので早速振り返りました。

「ROAD TO @JAM EXPO」とはなんぞや

 詳細は以下のページより抜粋です。
https://road-to-at-jam.amebaownd.com/posts/51787948
【内容】
「アイドル活動をするすべての人に対し@JAM EXPO出演への道を与えたい」の思いのもと、これからシーンを担うグループを応援するために開催するライブに重きを置いた企画となります。これまで出演機会のなかったグループやニューカマーにフォーカスを当て、出演者募集から決定までを追いかけながら応援していきます。
【企画詳細】
書類審査による一次選考、通過グループによるライブパフォーマンス審査。予選会(5月中全10回)を経て、勝ち上がった各回1組が最終審査となる5月末の決勝大会に出演。この最終審査内から勝ち上がった3組が「@JAM EXPO 2024 at横浜アリーナ」に出演!

予選会の戦い方

 まずはGWに行われる予選会に参戦することになります。

今年の予選会ラインナップ

 各公演4組が出演する対バンで、終演後に投票という形です。
 この予選会は完全な動員勝負になります。審査のポイントは動員のみ。
 都内からだと微妙な距離にある横浜MMブロンテにどれだけの人数オタクを呼べるか。パフォーマンスの内容とかは全く関係ないです。つまりこの予選ではグループのポテンシャルを試されているというわけですね。
 で、この予選会を勝ち上がると決勝進出、ZeppDivercityのステージに立つことができます。このイベントに参戦するクラスのアイドルにとってはこの時点で結構なご褒美だったりはします。
 ちなみに今年の予選会は10回で計10組が決勝進出となりましたが、以前は負けた組による敗者復活配信バトルが行われてました。

前哨戦・配信バトル【追記あり】

 決勝進出すると最初に待っている戦いがミクチャ配信です。
 ミクチャの配信イベントでポイントが高かったグループから、当日の出演順を選ぶことができるという仕様です。……これって前まではくじ引きで決めてた記憶なんですけど(過去の情報消されてるので定かではない)
ちなみに、昨年はミクチャイベントの順位1位がトリを選んで2位がトリ前を選んで…とミクチャの逆順が出演順になりました。運営側にとっては意外な結果だったみたいですが、そりゃ出演時間遅い方がファンが都合つけやすいだろうし更に言うと出番順1~5は事前物販、6~10は終演後物販だったのでむべなるかなです。
 まあ正直、出番順は最終の結果に大きくは響いて来ないので完全スルーも可ではあります。

 今年になっていきなり変更点が出てきました!

 昨年は配信プラットフォームがミクチャでしたが今年はPCから見れなくてめんどくさいでおなじみ.yell liveに。そして、この前哨戦でのライブ配信順位によって
 1位…30ポイント
 2位…20ポイント
 3位…10ポイント
と決勝審査点に加点されるポイントが得られるとのこと。アプリから飛ばないと見れないクソ仕様のイベント概要に書いてありました。
 昨年は前哨戦サボって良かったんですけど今年は頑張らないといけないですね…とはいえ最大で30ポイントなので、前哨戦に投げ銭するならそのお金で動員頑張ったほうがマシかも。

 ちなみに、2024年度の出演順については、5/20(月)21時からミクチャで配信の「@JAM応援宣言!」の中でのくじ引きで決まることが発表されました。例年だと1~5番手のグループは前物販、6~10番手のグループは終演後物販になるはず…

本題:本戦で勝つための重要なポイントとは

 さて、この戦いに勝つためには何を重視すれば良いのか?
 結論から言うとミクチャ配信ポイント」を狙うことです。
 決勝は以下の3つ4つの評価基準によるポイントの合計得点で争うことになります。

①来場者ポイント
 これは、来場者が入場時に投票券を一人一枚もらい、全組終了後の投票タイムで良かったグループに投票するというものです。
 まあ実際にはステージ内容で投票先を決める浮動票はほとんどないと思うので、実質のところ動員票になります。
 これは単純に1票=1ポイントになります。100人呼んだら100ポイント!
②配信ポイント
 ここ数年の決勝は有料生配信をしています。参考ですが昨年の配信ページ、アーカイブ付きで2020円、意外と良心的。

 で、この配信中に投票が行われ、得票数が高かったチームから
 1位…100ポイント
 2位…80ポイント
 3位…60ポイント
 4位…40ポイント
 5位…20ポイント
と割り振られます。6位以下は0ポイントです。
 ちなみに投票権は1配信1票です。投げ銭の多寡ではないので一人の石油王が結果を左右するようなことはありません。周りの人に配信を見てもらうようお願いしましょう。
 なお、今年の配信フォーマットは.yell liveになりました。価格はアーカイブ付きで1,800円!去年より安い!
③審査員ポイント
これは、審査員が謎の基準で順位を決めているようで、
 1位…30ポイント
 2位…20ポイント
 3位…10ポイント
となります。4位以下にはポイントがありません。完全なブラックボックスです。絶対に許さない
④事前配信ポイント
今年から追加された項目です。〜5/23(木)23:00まで開催の.yell Live内による事前配信のランキング上位3組ポイントが付与されます。これも
 1位…30ポイント
 2位…20ポイント
 3位…10ポイント
となるようです。事前にリードがわかるってのが良いのか悪いのか。

さて、ここで昨年の結果を見てみましょう。

ROAD TO @ JAM EXPO 2023 LIVE FINAL最終結果(@JAMのHPより)

 昨年決勝で涙を飲むも捲土重来を果たした蛍がダントツの1位、1回目の挑戦で正面突破のアユスクが2位、TIF予選も勝ち抜いた戦闘民族のりんご娘が1点差の3位、次点の4位が名古屋から殴り込みをかけたジエメイ、5位がBOCCHI。の後輩グループのきず春となりました。
 ここでこの上位5組を抜粋してみます(丸数字は全体の順位)。

上位5組をまとめてみました

 ここから読み取れることが何個かあります。
上位3組
1位・蛍…来場者も配信も1位。これだけやってしまえば審査員ポイントも無視できる!審査員ポイントはクソ!
2位・アユスク…来場者・配信・審査員とコンスタントに重ねる安定感
3位・りんご娘…来場者数は伸びずも(活動拠点が青森県なのに50人以上呼んでるのすごすぎるけども)、配信ポイントと審査員ポイントで挽回

 4位のジエメイ、5位のきず春は共に80人以上の動員という勝ちが見える圏内にいたと思います。
 明暗を分けたのはやはり配信ポイントでしょう。
 仮にジエメイが配信の順位が3位だった場合、ジエメイ160ポイント・アユスク143ポイントとなり3位で勝ち抜けていたことになります。
 きず春に至っては配信ポイント0が痛恨過ぎ。これも仮に3位だったらきず春が148ポイントで逆転していました。
配信ポイントの何が重要かというと、
 ①順位が1違うだけで20ポイントの差がつく
 ②上位5組にしかポイントが入らない

という2点につきると思います。
 司会の高見奈央がMCで「ミクチャで1位のグループは動員100人呼んだのと同じです!」と言っていて、まさにこれが真理だなと。動員100人呼べるグループがどれだけいるのか? まあそもそも100人呼べるようなとこは予選出なくてもええやろとは思いますが…
 ちなみに、ここ3年で配信票を取れずに勝ち抜けたグループは1組もありません。というか、一昨年のかかかぶぶぶききき以外、配信で3位以内だったグループは勝ち抜けています。

ここで、前々回大会・前々々回大会の結果を見てみましょう。

ROAD TO @ JAM EXPO 2020-2021 LIVE FINAL最終結果。
神薙ラビッツに審査員ポイントを入れなかった節穴っぷりは一生語り継ぎたい
ROAD TO @ JAM EXPO 2022 LIVE FINAL最終結果

 動員が強いところが勝ち抜きやすいというわかりやすい真実は置いておきつつ、2020-2021の3位、神薙ラビッツを見てみてください。当時の神薙ラビッツはまだ拠点が大阪で動員の面ではかなり不利だったのですが、現地に行けないオタクがちゃんと配信を買ったのでその分配信ポイントを獲得して、動員で勝るCUBΣLIC、BOCCHI。をまくりました。

結論

 ということで、ROAD TO @JAM EXPOを勝ち抜くためにいちばん大事なことは「いかに配信ポイントを取るか」ということです。
 まずは動員を稼ぐ。現地に行けない人間は配信を買って配信投票する。現地に行ける人間は現地に行って投票して、さらに配信も買って現地で配信投票する。本気で勝ちたいなら現地&配信のダブル投票は必須です、お財布にはきついけど…
 ここからは余談ですが、本戦が昼のライブで、夜には「@JAM メインステージ争奪戦」が行われます。実はこっちのライブも配信ポイントがかなり重要だったりします。ここ3回のうち2回で動員で2位だったチームが配信ポイントでひっくり返して優勝してたりするので…

今年の注目ポイント

 ちなみに、今年は先日予選が終了して以下の10組が本戦出場となりました。

  • 8WIZARD

  • 100万ドルのフェアレディ

  • 大宮I☆DOLL

  • 思い出とプレゼント

  • 松山あおい

  • きっとずっと青春。

  • 夢現シンクレティズム

  • かげつ

  • 可愛いって言わないと呪う!

  • airrow

 この10組のうち、8WIZARDときっとずっと青春。の2組は昨年本戦で負けてしまったグループです。過去の傾向として、前の年に負けたグループは次の年にリベンジを果たすというのがあります。昨年の蛍しかり一昨年のBOCCHI。しかり。果たして今回はどうなるのか?
 さらに注目したいのはやっぱり松山あおいお姉さん。投票系で圧倒的に不利なソロアイドルでありながら去年はTIFを勝ち抜いた実力者。実は2019年のROAD TO @JAM本戦に出場経験もあるのでリベンジ組であったりもします。Zeppでパオパオしてるとこ見てみたいですね…

 といった感じでまとめてみました。推しが出場するみなさんは動員稼ぎと配信購入に全力投入してください!
 今年は自分の推しグループ出てないので気楽に見れます、やったね

【5/27追記】2024結果振り返り

 ROAD TO @ JAM EXPO 2024 LIVE FINALが終了し、勝ち抜けた3組が決まりましたので早速振り返ってみたいと思います。

ROAD TO @ JAM EXPO 2024 LIVE FINAL最終結果

 @JAM出場権を掴んだのはきっとずっと青春。100万ドルのフェアレディ8WIZARDの3組となりました。きっとずっと青春。と8WIZARDの2組は前述の通り昨年涙を飲みました。その2組が揃って勝ち抜けということで、「前年負けたグループは勝ち抜ける」という法則がまた発動しました。まあ1回経験してると立ち回り方とか勝つためのラインとかわかってくるので当然とも言えますね。
 点数を見ていくと、動員と配信をしっかり重ねたきず春は1位を独走しましたが、2位から4位が結構な団子状態に。きず春同様に動員と配信をしっかり取ったミリフェアが2位。そして3位の8WIZARDと4位のおもプレはなんと1ポイント差!動員だけだと40人以上の差をつけられたおもプレが配信2位を取った結果肉薄するという形となりました。やっぱり配信ポイントは大事ですよ!(結果論)
 一方で、動員だけなら勝ち抜け圏内に居た可愛いって言わないと呪う!と夢現シンクレティズムは配信ポイントが取れずに圏外へ。かわのろは動員2位だったので、配信で40ポイントでも取れてたら結果は変わってたよなあと。
 最後に来年のROAD TO @ JAM EXPOに対するこちらの希望をいうと、

予選のMMブロンテ遠いんじゃ!なんとかしてくれ!

 以上です!


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