【本気で将来を決めた(仮)】
本気で将来の夢が決まったかもしれない。
最近、やりたいことというか創りたいものが本気で明確になったように思う。
簡単にいうと『学校を創る』ということ。
そしてその学校で大事にしたいのは『面白い学び』ってこと。
今考えているビジョンについて、まとまっていないままだけど
ここに書き残しながら整理していきたいと思う。
【ざっくりと何がしたいのかについて】
教育を本気で変えるぞ。
と熱い思いを持っている若者たちの拠点をつくりたい。
拠点をつくって、実際に子どもたちに教育を展開したい。
最後はみんなが義務教育へ戻り、教育を変えていく大きな波にしたい。
位置付けとしては、最初はフリースクールのような場所になるのだと思うけれど、ここでの教育をこの先の教育のスタンダードにしていくような、そんな熱い場所にしたい。
教育を変えたい、と思っている若者は全国にたくさんいる。
でもそのほとんどが「義務教育」というものから離れていってしまう。
あの組織の中では何もできないと、中に入って潰されてしまう未来を描いて
他の場所を探している。
それが、なぜか悔しかった。
日本の教育制度である義務教育に、希望を見出す事ができずにチェンジメーカーたちがその場を後にしてしまう感覚が急に寂しくなった。
だからこそ、みんなであつまってそこに新しい教育をつくりたい。
そして、大事なのはそこで実践を繰り返し、自分の教育スタイルや理念を確立した若い仲間たちが義務教育の場へと戻っていくということ。
そこで学んだ実践と自信を胸に、義務教育の世界へと足を踏み入れていく。
そんなスタートアップとなるような場所にしたい。
先生たちが学び続け、子どもたちが成長しつづけるような。
先生の学校と、子どもたちの学校がリアルに一緒になっているような。
大学の教育学部での勉強の延長線でもあり、学校で教員として働く前の準備段階として。その間のちょっとしたクッション、踏み台として位置付けたい。
そして、ここを通過した若い仲間たちが全国で教師として
この教育を本気で底上げしていくような、そんな大きなエネルギーとなって繋がっていくことを描いている。
【なんでこの夢が生まれたかについて】
長いこと「自分の学校をつくりたい」と言っていた。
どんな教育の場に行っても、そうじゃないんだよな、もっとこうしたいんだよな、とモヤモヤを抱えていて、
だからこそ、自分の理念を掲げてそれに賛同したみんなで創りあげる教育の場を目指していた。
そのために、自分の経験を増やし、いろんな場所を訪れて自分の経験や学びを増やそうと思っていた。たくさん考え、自分にしかつくれない教育を創りたいと思っていた。
だけど、創りたいのは「自分の学校」ではなくて、
「みんなで集まってみんなで創りあげる学校」になった。
そして、義務教育に最終的に帰り着きたいと思うようになった。
きっかけ①
教育実習に行ったこと。
教育実習で先生たちと現場で子どもたちに向き合い、ただ純粋に楽しかった。
でも、課題もいっぱい感じたし、自分にもっとできることも感じた。
授業ひとつひとつがもっとこうなって欲しい、という思いが強くなった。
音楽の授業はあの子に。
算数の授業はあの子がやったら最高だよな〜。
って、いろんな先生のいろんな授業が頭にどんどん浮かんできて、
子どもたちにもっと楽しい授業を知って欲しいって思った。
指3本が入るくらい口を開けましょうなんて言われなくても
本気で楽しいと思ったら勝手に口は開くし声は大きくなるし、
学校で習っていた音楽がいかにつまらないかということが、
いま本当の音楽の楽しさを実感したからこそわかる。
そして、クラスのみんなで歌を歌えるというところに、その世界を創り出すことの可能性も大きくある。だからこそ、もっと楽しい授業がしたいんだ。
つまり、学校に行って、学校の楽しさとその可能性を見たってこと。
「最終的に義務教育につながることをして教育を変えたい」
きっかけ②
義務教育の利点を考えたこと。
教育実習に行って毎日考えていたのは義務教育の大切さとその使命について。
学校を見た時、そこを逃げ場にしている子たちがいることもわかった。
お家に居場所がない子たちにとって、1日の大半を学校で過ごせることは良いことであり、大事な時間であると思った。
そして、だからこそ学校という場所がみんなにとって心地よい居場所でなくてはならないと思った。
「義務」という制度の良い点は「みんな」「必ず」通うということ。
つまり、義務教育が変わることが、日本中の子どもたちに居場所を与えるための最大の手段であることを実感した。
ひとりも取りこぼさず、ひとりも置いてけぼりにしない。
これは私の中で勝手にいつも達成されようとしてることなんだ。意識していなくても。
フリースクールで活動していても感じる。
フリースクールで過ごす子どもたちの笑顔は学校の教室にいる子たちの何倍も輝いていることに間違いはないが、そこに辿り着ける子たちは全体の何%なんだ?と思ってしまう。
お金がある。
親子関係が良好でコミュニケーションが取れている。
親御さんが子どもの不登校を全面的に受け入れている。
いろんな条件をクリアした親子が、アンテナをはって初めてフリースクールにたどり着き、現実的に通うことができ、居場所を見つける。
・学校に行きたくないのに我慢するしか選択肢がない子
・不登校になりたくても親子関係が悪くて本心を話せない子
・不登校でも親から放置されてしまっている子
・いじめられていることを隠して笑顔を取り繕う子
・不登校を認めてもらえず保健室登校の毎日を過ごす子
・お金がなくてフリースクールに通えない子
・近くにフリースクールがなくて通えない子
・学校以外の選択肢を知らずに苦しむ子
こんな子たちのほんのひと掴みの子たちがフリースクールで幸せを見つけてるんじゃないかと感じる。
だったら何千ものフリースクールを作るのか。
そうじゃなくて、義務教育を変化させることが将来を見据えても大きな可能性であり、課題であることをはっきりと認識した。
だから、私も義務教育に携わりたいと思った。
これは、ずっと先生にはならないと言っていた私の中ではかなり大きな変化だ。
「義務教育が変われば誰もとりこぼさずに子どもたちが幸せに成長できる世界を創れるんじゃないか。それが義務教育の大きな利点であり、見放してはいけないところ。」
きっかけ③
同じように教育を変えたい仲間たちが義務教育を簡単に離れてしまう現実を見たこと。
「先生にはなりません。義務教育ではやりたい教育ができないから。だったら自分でその場所をつくります。」
ずっとこう言っていたわたし。そして周りの同志たちも同じように義務教育を離れていく。
学校にはベテランで古い考えをアップデートできず、でも教育と本気で向き合っているたくさんの教員がいる。富国強兵の教育から変わらないままの日本。
私たちがそこに入って、新しい風を吹き込みたい。
でも、ひとりでもがいても。。。
ひとりでデカイ口叩いても。。。
なんの経験もなくて、説得力はあるのか?
自分も同じ考えにだんだんと取り込まれてしまわないか?
ようやく力を持った頃にはもう歳をとっていて、その活力がなくなっていたら、、
その頃にはまた時代も変わっているんじゃないか。
教育を変えるには何年待っていたらいいんだ。
早く歳をとって自分の声に重みを感じたい。
同じように教育を変えたいと思い、その信念を強く持ち、
確かなパワーと熱量と、そしてクリエイティブなアイディアと楽しむ心と、
柔軟に変化する考えと、生み出される新しいアイディアと、未来への希望と。
そんな宝を抱えた若者でみんなで集まって、本気で教育を変えるための場所を創りたい。自分の得意をみんなで重ね合わせたら最高の学校を作れるんじゃないか?
義務教育には行きつきたいけど、このままでは何も聞いてもらえない。
そしてまずは実践の場が欲しい。
一緒に教育を変える仲間たちと一緒にその風を巻き起こせたら。。
全国で横のつながりを作り、その大きな帯で日本全国を思いきり底上げできるんじゃないか。
全国の仲間と、自分たちの方向性を見失わないようにしながら、
仲間の存在で助け合いながら、情報を共有し、対話でブラッシュアップし、
大きな大きな力で前に進んでいけたら。
そんな拠点となる場所を創りたい。
「同志で集まって、教育を実践し、確かなものを手に入れる。
みんなで義務教育へ流れこむ流れを作って、義務教育を少しずつ変化させる。」
きっかけ④
広島で仲間たちと毎日を共にして未来を創る日々を見たこと。
ただ純粋に、同じ方向をみたひとたちと生活を共にしながら
全ての瞬間を未来に賭けることが最高にいいなって思った。
だから、みんなで一緒に生活して、いろんな意見を交換して、
確実に前に進んでいけるような、そんな生活まるごとに憧れている。
「生活を同志たちと共にし、本気の繋がりの中で現実を前に進めるような、家族になれるような。私もそんな居場所兼拠点を創りたい。」
きっかけ⑤
最近読んだ本の中に、セサミストリートの番組制作チームについて書かれていた。
当時のアメリカで、プロフェッショナルたちが集まって本気で作り上げていた番組。
とても真剣なのにすごく楽しげで、まだ誰も見たことのないテレビ番組を作ろうとクリエイティブな仕事に夢中になって いる。
「我々は子どもたちのために大きなミッションを感じてやっているプロフェッショナル集団だ」という誇りとプロ意識 がある。
誰もやったことのないことにチャレンジしようという大きな夢と、様々な分野から集まった仲間でどんどんプロトタイプを つくってリサーチし、根拠を元に語り合い改善して、徹底的に良いものを作ろうとする気概のあるチーム。
こんなチームが社会を大きく変えていくんだなと、納得した。
まだ誰も見たことのない世界を創るワクワク。
専門家が集まって自分の得意を発揮して力を合わせるからこその質の高さ。
プロフェッショナル集団だという誇りとプロ意識。
徹底的に話しあって改善をやめないチーム。
こんなチームを柔軟でパワフルな若者でつくりたいと思った。
「本気で社会を変えたチームを知り、そんなチームを創りたくなった。
そうしたら教育を変えることも夢じゃないと感じた。」
最後に
ざっくりとした創りたいもののビジョンと、そこに至った最近の私の変化ときっかけを書いてみた。
どうなんだろうか。
もっとはっきりとこのビジョンを捉えるために、とりあえずプレゼンテーションを作ろうと思う。
次回のnoteに書きます。
そして、なんでもいいので質問もらえたら嬉しいです。
感想よりも質問とか、指摘とか批判とか。
もしあればどうぞよろしくお願いします!!
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