こんな「株」見つけました⑤ダイキン工業<6367>
ダイキン工業<6367>
こんな企業
ダイキン工業株式会社は、日本を代表する空調機器メーカーで、特にエアコンで有名な企業です。
業務用および家庭用の空調機器の製造と販売を行い、空調分野で世界的なトップシェアを誇ります。
またフッ素化学を基盤とし、冷媒や潤滑油、樹脂などの製造・販売も行っています。
注目ポイント
1)技術力と研究開発
空調機器の冷媒技術に強みを持ち、独自の省エネ技術や環境対応の冷媒開発に注力しています。フッ素化学分野でも技術革新を進めており、環境負荷を減らす取り組みを積極的に行っています。
2)グローバルな展開
世界各地で事業展開しており、アメリカ、中国、ヨーロッパ、東南アジアなどでの販売網を強化しています。近年では、インド市場での受注も増加しています。
3)環境への取り組み
持続可能な社会を目指し、環境配慮型の製品開発を推進しています。省エネ性能に優れた製品や、温室効果ガスの排出を抑える冷媒技術の開発などが特徴です。
配当
配当月は9・3月で'24年は250円、'25年は320円(記念配50円含む)の予定です。
株価は18,600円(11/13 終値)なので、今期の配当利回りは1.72%です。
株主優待はありません。
投資価値
ROE・ROAともに、自己資本を有効活用し安定的に利益を出している企業と評価できるされる水準です。
PBRが2倍を超えているため「やや割高」と見ることもできますが、ダイキンのように市場で競争力があり、安定した利益を出している企業では、PBRが2倍以上でも正当化される場合が多いです
PER20.92倍は、成長期待が織り込まれている可能性を示します。空調業界は世界的な需要があり、ダイキンもその主要プレイヤーとして成長が期待されているため、20倍台でも相対的に魅力的と見ることができそうです。
第5回目は、楽しんでいただけたでしょうか?
ダイキン工業は1日のボラが大きいので、安値で掴むと大きな益を得ることができますが、タイミング次第では一瞬で大損してしまいます。
つい先日は、1,800円上昇したかと思うと、4日間であっという間に元の値まで戻りました。
私は売るタイミングを逃してしまい、悔しい思いをしました。
次こそはチャンスを物にしたいと思います。
そうそう、前回紹介したシュッピン<3179>ですが、この一週間でチャンスが有りましたので無事株主に返り咲きました。
今回の記事に、少しでも興味を持っていただけたら「スキ」をいただけると今後の励みになるので嬉しいです。
それではまた