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治療内容を理解してもらうことは重要!

毎週水曜日は、治療院経営で役立つ情報を配信しています。

今回は、【専門用語を簡単な言葉に変える練習をしよう】です。

大切なのは理解してもらうこと

昨日、小学生の新患さんがお母さんと一緒に来店されました。

そこで、症状についての説明や自宅での対策を伝えた際に言われたことは、「先生の説明は分かりやすい」です。

僕にとっては、最大の褒め言葉をいただきました。

日頃から「小学生でも分かる言葉で説明する」ことをモットーにしているので、当然なのかもしれませんが、やはり対象者から言われると嬉しいものです。

いくら知識があっても、難しい言葉でしか説明できなかったり、生活に合わないことしか伝えられなければ何の意味もありません。

僕たちセラピストの治療や説明は、マスターベーションになってはいけないものだと思います。

患者さん自身が、症状の原因を理解し、日頃から気をつけることが最大の再発予防になります。

一般の人にとって専門用語とは…

一般の人にとって、専門用語はとても難しい言葉なんです。

難しい言葉=聞き手の知識量によって意味が変わる言葉

ココで言う「難しい」は理解できないとか、知らないという意味ではなく、聞き手の知識量によって内容が変わるという意味です。

簡単な言葉=誰が聞いても同じものを想像できる言葉

逆に「簡単」とは、誰が聞いても同じものを想像できる言葉という意味なので、知識を要求しません。

患者さんは、僕たちのように専門用語を勉強しているわけではないんです。

たまに、テレビや雑誌で見聞きする程度です。

例えば、「肩こり」という言葉でさえ、プロなら一瞬で10も20も、その言葉の意味が挙げられますが、一般の方は肩が硬い程度なんです。

肩こりの症状がある人に、「肩こりですね」はNGワードです。

実際に、今回のお子さんは「肩こり」症状でしたが、施術中に僕が「肩こり」という言葉を使って説明した回数はゼロです。

その結果得たものは、「先生の説明は分かりやすい」という賛辞でした。

最後に

人は自分の住む世界に慣れると、それがノーマルだと錯覚しがちです。

もしかすると、「肩こり=難しい言葉」だと感じなくなっている方もいるのではないでしょうか。

難しい言葉は使えば使うほど、自宅での指導や、患者教育をする際に、先生とのギャップが生まれる可能性があり、それが原因でいつまでも治らない方が増えてしまいます。

今回のnoteが、日頃のセッションの見直しにつながるきっかけになれば幸いです。

ではまた

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