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証券会社が破綻したら、あなたの株はどうなりますか?
毎週金曜日は、「資産形成に役立つ情報」をシェアしています。
楽天グループ、大丈夫?
日経新聞の電子版で11/21、11/24と連続で⇩の記事が上がっていました。
個人向け社債(上記事)は、楽天銀行・楽天証券の上場準備を進めるなどの資金調達とのことですが、ドル建て債(下記事)はモバイル事業への資本投資や、債務返済を含む運転資金に充てる計画だそうです。
いずれにしろ合計で1,200億円と、とても大きな規模になります。
併せて、11/11の記事でグループとしての赤字報告があったことから、少し警戒感をもつ必要がありそうです⇩。
リスクを知って株式投資を利用していますか?
「え?楽天やばいの?楽天証券使っているんだけど・・・」
という方は多いと思います。
僕もその一人です。
でも、安心してください。
仮に今、経営悪化に伴い楽天証券が破綻しても、投資家保護の仕組みによって運用資産は全額戻ってくる可能性が高いとされています。
かんたんに言うと、銀行が破綻した時に、1,000万円まで保護されるペイオフの無制限版のようなものがあるんです。
しかし、コレの適用には例外が存在するので、今回はそれをお伝えします。
「貸株」に注意
株式投資をしながら少しでも多く資産を増やす方法を考えた時に、「貸株」という制度を目にすると思います。
これは、自分の所有する株を証券会社に貸すことで、毎月利息を受け取るというものですが、貸し出している期間は、証券会社の所有株となるため、その期間に破綻すると投資家保護の適用外になります。
つまり、何も残りません。
コレを知っているのと知らないでは、大きな差となります。
前述した通り、僕は楽天証券を使っていますが、携帯事業の失敗と巨額な資金集めを始めるようになってから、全株を貸株の対象から外しました。
貸株を今すぐ僕のように引き上げろというわけではありませんし、最終的な判断は皆さん自身で行うものですが、このリスクは知っておいて損はないと思うので、情報をシェアしました。
最後に、今回の記事は楽天証券の破綻を示唆するものではないことだけお伝えしておきます。
それではまた