日常に必要なお金の知識③個人バランスシートをつくる
「個人バランスシート」とは・・・
個人バランスシートは家計管理の1つで、ある時点における個人の資産と負債の状況を表したものです。
個人バランスシートの構成要素
資産
流動資産:現金、預貯金、短期金融資産 など
固定資産:土地、建物、車、投資信託、株式 など
負債
住宅ローン、奨学金、クレジットカードの支払いなど
純資産
資産合計から負債合計を差し引いた額を純資産といい、個人が所有する価値を表します。
純資産が多いということは・・・
純資産が多い人は、経済的に安定していると言えます。
予期せぬ出費や収入の減少にも対応できます。
老後や退職後の生活にも安心できます。
将来的な投資や起業など、様々な選択肢を選ぶことができます。
より良い生活を送るための基盤となります。
負債を抱えるリスクが低くなります。
経済的な危機に陥る可能性も低くなります。
純資産を増やす方法
<収入を増やす>
副業を始める
転職する
昇進を目指す
<支出を減らす>
家計簿をつけ、無駄な支出を減らす
節約できる項目を見つける
固定費を見直す
<資産を増やす>
投資をする
不動産を購入する
事業を始める
箇条書きにすると、手っ取り早いのは「支出を減らすこと」だと分かりますよね。
家計簿をつけると良いと言われるのは、このためです。
個人バランスシートの作成方法
資産と負債の項目を書き出す
上記の構成要素を参考に、自分が所有する資産と負債の項目を書き出します。
それぞれの項目の金額を記入する
資産は時価で評価します。
負債は残高を記入します。
資産から負債を引く
資産から負債を引いた金額が、純資産となります。
毎週土曜日は「日常生活で必要なお金」について、FP3級の知識を共有するシリーズになります。
たかが3級と思われるかもしれませんが、知っていると知らないでは大きな違いがあるもんです。
これからの人生で「お金の知識」は必ず役立つものです。
ぜひ一緒に金融リテラシーを高めて、人生をより良いものに変えていきましょう。
それではまた
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