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「NISA つみたて投資枠」は下落を悲観してはいけない

昨日の中国AI「DeepSeek」ショックによって、米国株はもちろん日経先物も一時39,000円を割るなど大きく下がっています。

しばらくはこの状況が続くかと思われますが、こんな時、つみたて投資(投資信託)のシステムを理解していない人たちは要注意です!

特に、オルカンやS&P500、FANG、SOX指数連動型を購入している方は、連日下落の影響で、資産が減っていくように感じます。

こんな時に、一番やってはいけない行動は「売却」という投資行動と言われています。

今回はその理由について、かんたんに説明します。

NISAは、安く買って高く売る

例えば、米の量り売りをしている店があり、価格が日替わりで変動するとします。

「1万円の予算で米を買えるだけ買う」という場合、同じものを買うのなら100gの価格が安い時に買う方が良いですよね。

NISA…とりわけ、つみたて投資とは、「一定の予算で買えるだけ買う」投資システムなので、価格の下落は大歓迎!

ポイントは、下落が歓迎できるのは買う時だけということです。

仮に、先程購入した米を転売するのなら、価格が高騰している時のはずです。

自分がいつまで積立てて、いつから売却するのかをイメージができていれば、今日から起こる暴落は将来のチャンスにつながるので、投資行動は「売却」ではなく、「増資」になるんです。

暴落時は「毎日つみたて」がオススメ

前述した通り、暴落は つみたて投資をする人にとって最大のチャンスです。

そして、このチャンスは「毎日つみたて」をしている人が、最も利益を得ることができます。

仮に「毎月つみたて」の場合、購入日が最大の下げ日でなければいけませんが、そんなことは誰も予想できませんよね。

最悪の場合、高い時に購入して、半月はんつき下落した後、半月で回復したら、次に購入するのは高い価格帯です。

⇩は2024年の日経平均株価ですが、まさにそれが起きました。

「毎月1日つみたて」にしている人が、どれだけ損をしたか。「毎日つみたて」の人がどれだけ得をしたのかは、容易に想像がつきます。

最後に

今日から起こる下落は、いつまで続くか分かりません。

NISAをしている方は、あわてず、今まで通りコツコツ積み立てるのがきちです。

そして、毎月設定にしている人は、これを機に毎日に変更してみてください。

将来、売却するタイミングを迎えた時、きっと良い結果になっていると思います。

それではまた

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