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マイナンバーカードを登録しているスマホを「解約・機種変更」する時の手続方法
スマホ用電子証明書を登録しているスマホが、⇩の状況になった時、利用者自身で電子証明書を「失効又は一時利用停止」する必要があります。
・売却
・修理
・紛失
・盗難被害
初期化では削除されない
僕は今回記事を書くに当たり、調べてみるまで知らなかったのですが、機種変更や下取・売却、廃棄、故障などによって、スマホ用電子証明書を登録しているスマホの利用をやめるときには、利用者自身で電子証明書を失効させることが法律で義務づけられているそうです。
失効手続きは、スマホ用電子証明書を登録しているスマホから行うことができ、その際に関連データも削除されます。
ココでの注意点は、『スマホの端末初期化では削除されない』ということです。
万が一のリスクをなくすためにも、正しい方法で電子証明書の失効手続を行うことが大切です。
スマホ用電子証明書の失効方法
登録しているスマホ用電子証明書の失効はマイナポータルアプリのマイメニューから実施できます。
操作方法については、マイナポータルのサイトが写真つきで分かりやすかったので、リンクを貼っておきます⇩。
パスワードが分からない場合
失効手続には、スマホ用電子証明書の登録時に設定したパスワード(6から16桁の英数字)が必要になります。
パスワードを忘れた場合には、マイナンバーカードを使って初期化・再設定の上、失効手続を行ってください。
<初期化方法>
<再設定方法>
強制削除の方法
じつはスマホ内部の電子証明書のデータは、「マイナポータルアプリのアンインストール」でも失効手続きを完了させることが可能です。
失効手続きを行う前に、端末を初期化してしまった場合
先にスマホを初期化してしまった場合は、⇩の手順で削除できます。
①マイナポータルアプリを再インストール
②スマホがネットワークに接続された状態で、マイナポータルアプリのマイページを開く
③電子証明書が失効し、スマホ内の関連データが削除される
端末の故障・失効手続きをしないまま手放してしまった場合
電子証明書の不正利用を防止するため、スマホ用電子証明書を一時利用停止してください。
スマホ用電子証明書の一時利用停止について
スマホ用電子証明書の一時利用停止方法
マイナンバー総合フリーダイヤルへご連絡いただき、電子証明書を一時利用停止してください。
スマートフォンの紛失・盗難により一時利用停止を行ったのち、見つかった場合に利用を再開するには、マイナポータル:紛失等したスマホが見つかった時の手続を行うをご覧ください。
海外で紛失・盗難にあった場合
マイナンバー総合フリーダイヤルは、海外からはつながりません。
もし海外でスマホ用電子証明書を登録したスマホを紛失したり、盗難に遭った場合には、国内に居住するご家族などの代理人の方から、マイナンバー総合フリーダイヤルへご連絡いただき、電子証明書を一時利用停止してください。