「つみたてNISA」を売却することにしました
「新・旧NISA」を併用していたけど…
昨日まで、私には抱えている悩みがありました。
それは「つみたてNISA」の取り扱いです。
結論から言うと、「つみたてNISA」を解約しました。
今回は、それまでに考えたことを綴ったnoteです。
旧NISAと新NISAの制度
⇩の資料は、2023年に野村證券がまとめた表です。(「現行=旧」)
私は当初、⇩の三択で悩みました。
真っ先に選択から外したのは③でした。
「毎月分散投資=リスク分散」というメリットはありますが、つみたて投資枠は複利運用なので、運用効率を優先したい私には合わないスタイルでした。
「だったら、①も選択から外れるのでは?」と思われるかもしれませんが、「それだと、過去にリスク分散してきたのが勿体ない」とビビってしまっていたんです。
「つみたてNISA」を売却し、「新NISA」の資金にするのはアリか?
制度では、新NISAを運用しながら、つみたてNISA(以降、旧NISA)を保有し続けることが可能です。
併用の最大メリットは、積立枠の上限UPです。
2018年から旧NISAを利用していた人は、最大で2040万円まで非課税で投資できることになります。机上では・・・
しかし、私は旧NISA終了の2年2ヶ月前からはじめたので、100万円も積立てていない状態です。
新NISAを試算してみました
「つみたて投資枠」だけで生涯投資枠(1,800万円)を使い切るには、⇩の年数が必要です。
私は毎月3万円の予定なので50年…98歳です。
成長投資枠(1,200万円)を差し引いて、600万円の積立と考えた場合は⇩です。
これなら64歳なので、現実的な感じがします。
旧NISA分を差し引くと、62歳まで積立し続けることができるので、私にとって好都合です。
新NISA枠(1,800万円)を使い切ったらどうしよう
先ほど試算で、成長投資枠(1,200万円)を使い切るという前提で計算しましたが、
「そもそも、合計1,800万円なんて使いきれない」
と思っている方もいらっしゃいますよね。
私も、はじめはそう思っていましたが、【遺産相続】のことを考えるようになってから考え方が変わり、コレが悩みの原因でした。
相続するものがあるか否かは不明ですが、仮にあった場合、私はおそらく投資に回します。
「できる限り非課税枠を大きくしたい」
こんな欲が原因だったんです。
たしかに老後の資産を考えることは大切だけど、ありもしない収入に振り回されるって、馬鹿らしいですよね。
仮に、上限を超えたとしても、そのときに別の運用を考えればいいだけのことです。
ということで、旧から新NISAに移行することにしました。
みなさんは、併用派ですか?移行派ですか?
それではまた