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65インチのTVを買ってみました
毎週月曜日は、買ってよかった商品を紹介しています。今回は大型TVを買うまでに考えたことや、感想をシェアします。
15年ぶりの買い替え
先日、ひさしぶりにTVを買い替えました。実に15年ぶりです。
部屋の模様替えで、今までより1.5mくらい食卓から離したとたん、急にTVの文字が読みづらくなり、「大型TV買うか」ってなりました。
年は取りたくないものです。
ちなみに以前のものは、パナソニックの42インチのプラズマTVでした。
そして今回買ったのは、ハイセンスの65インチの液晶TV。だいぶ大きくなり文字もよく見えます。
1インチ1万円の時代から比べると、どれも安いんですけどね。
色々悩みましたが、予算もあるので、買える中でコスパの良さそうな「ハイセンス 65U8F」を選びました。
楽天のJoshin webだと、古いTVのリサイクル撤去料込みで、獲得ポイントを差し引くと105,000円弱でした。
かなり得した気分です。
ちなみにJoshinは設置料も商品代に含まれています。
サイズで悩みました
TVを買うにあたって、最初の悩みはサイズでした。
調べていくうちに、昔の42インチはフレーム幅があり、今の50インチ相当ということが分かりました。
せっかく買うなら、少し大きくなるより、かなり大きく!ということで、我が家では65~55インチから選択することになりました。
メーカー選びで悩みました
次は、メーカー選びです。
僕のように予算に制限がある人は、おそらくココで一番悩むと思います。
(⇩は、7/4現在の価格.com調べです)
<国産>
・シャープ(約9.4~21.8万)
・ソニー(約10.8~32.8万)
・東芝(約7.3~24.5万)
・パナソニック(約9~25.5万)
<外国産>
・ハイセンス(約6.4~13.1万)
・LG(約6.5~21.2万)
*価格.comで「2020年以降モデル、55インチ以上、液晶」で絞り込み。
*高値は2021年モデルor現行モデルを基準。
ちなみに予算は10万円でしたので、国産メーカーの下位モデルか、外国産メーカーの中上位モデルを買う選択になります。
映像はエンジンで決まる
15年も経つと時代は進むもんで、今は「映像エンジン」という物が画像をキレイに写すための処理をしてくれているそうです。
ご存知でしたか?
僕は全く知りませんでした…
そして、これが上位モデルになるほど良いものになる事を知りました。
これにより、メーカー選択問題は「国内メーカーの下位モデルより、海外メーカーの中上位モデル」の方が良さそうということになりました。
ただ旧型思考の僕は、この段階ではまだ、国産メーカーへの信頼性の高さを捨てきれませんでした。
そこに飛び込んできたのが、2018年に東芝がテレビ事業をハイセンスに譲渡したことから、ハイセンスの「映像エンジン」は東芝との共同開発したものだという情報です。
東芝が映像に定評があることは、ココまでの調べでも分かっていたので、僕の中で断然ハイセンスの可能性が高まりました。
東芝とハイセンスの比較にチャレンジしたものの…
いくら予算がないからと言っても、「はたしてハイセンスの上位モデルは東芝のどのクラス相当なんだろう?」というのは気になるところです。
せっかく上位モデルのつもりで買っても、国内下位モデルと同等では割に合いません。
しかし東芝とハイセンスの共同開発なのに、2社から発売されている商品は同じ「映像エンジン」を使ってくれていないので比較に悩みました。
映像の技術に全く詳しくない僕にとっては正直難しく、あーだこーだ悩みながら、最終分かりやすくしたのが⇩です。
<ハイセンス>
55U8F(約10.3万)…現行最上位モデル<2020.5発売>
65U8F(約13.1万)…現行最上位モデル<2020.5発売>
<東芝>
55Z730X(約11.5万)やや下位<2019.6発売>
55Z740X(約12.7万)やや上位<2020.2発売>
55Z740XS(約14.2万)やや上位<2021.3発売>
65Z730X(約19.3万)やや下位<2019.6発売>
65Z740X(約19.4万)やや上位<2020.2発売>
65Z740XS(約19.7万)やや上位<2021.3発売>
ま、詳しくない人ができる限界ってこんなもんですよね。
結局僕は、65インチのハイセンスを購入しました。
TV選びの盲点
・マンションは2K
・おすすめ視聴距離
購入に当たり、他にも調べていて驚いたことがありました。
<マンションは2K>
1つ目は、受信電波のことです。
最近では4Kチューナー内蔵のTVが当たり前になりましたが、受信設備(アンテナ)が4Kに対応していなければ、TVを変えたところで、部屋内は2K(フルハイビジョン)のまま…
つまり、TVに映し出される映像は2Kのままです。
僕のマンションは、設備が2Kなので、4Kにはなりません。
それでも映像が以前よりもキレイなのは、TVにある「アップコンバート機能」というのが働いて、4Kっぽくしてくれているからだそうです。
何が言いたいかと言うと、「TVは4K対応型でも内蔵型でも、設備が古い人には関係のない話」ということです。
<おすすめ視聴距離>
もう1つは、TVの大きさを選ぶ際に参考となる、「TVサイズと距離の目安表」です。
僕は初め、この表の意味が全く分からず、「なんで4Kの方が2Kより距離が近いの?」と思っていました。
コレは完全に書き方の問題だと思います。
(✕)適正距離
(○)これ以上離れて欲しい距離
言い換えるなら、「コレ以上近づくと画面がキレイに見えなくなる距離」のことなんです。
僕の国語力の問題かもしれませんが、「適正」を勝手に「快適」と誤認していました。
4Kになると映像がなめらかになるので、ココまで近づけるようになったから、狭い部屋でも大画面を置けますよという表なんです。
うちの場合は、65インチなので1.22m以上離れたところで見るときれいに見えることになります。
最後に
ハイセンスの65U8Fを購入した感想は、一言「買ってよかった」です。もっとこうなら良かったというものが現状はありません。
少し評価を書きました、他にも知りたいことがある方はコメント欄にお願いします⇩。
<音質>
口コミなどで色々言われる方がいますが、僕は音響の専門家でもありませんし、音楽のライブ放送を多く見るタイプでもありませんので、必要十分な性能があると感じました。
こだわるならサウンドバーを付ければいいかもしれませんが、購入予定はありません。
普通にテレビを見るだけなら十分だと思います。
<画質>
たまにモヤッとした感じで一瞬画像が乱れることがあります。おそらく2Kで撮影した放送をアップコンバートした時に乱れているんだと思います。
モータースポーツや格闘技、陸上競技など、スピード感のある映像などでも、元々が4K撮影したものであれば、全く乱れず見れています。
アップコンバート機能を知らない人が見たら、「4Kってキレイだな」って思うくらい、きれいに写っています。
我が家では、世界の車窓からのような旅番組や料理番組がよく流れるようになりました。
<応答性能>
チャンネル切り替えの反応は、感覚の問題なのでなんとも言えませんが、今までのパナソニックのTVより0.5秒くらい遅いと思います。
<リモコン操作性>
VODのボタンは、かなり気に入っています。
特にボタン1つで、プライムビデオが見られるのは嬉しいです。
また、通常の地上波放送を一時停止ボタンで画像静止できる点も気に入っています。
停止中にメモを取ったり、撮影することができます。
<Joshinはおすすめ>
TVに関係ありませんが、今回頼んだJoshinはかなりおすすめだと思いました。
「これだけちゃんとしてくれるなら、次回から絶対ココで頼む」というくらい気配りがよく、設置~回収までの作業が丁寧で驚きました。
長々と書きましたが、今回はTVを買った話でした。購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
ではまた