『楽天』をマイナポイントの事業者に選ぶ時の注意点
難しく感じるのは選択肢が多すぎるから
いよいよ9月からマイナポイント事業が始まります。
5,000円を上限に、登録するだけで支払額の25%がポイント還元されるので、かなり嬉しいサービスですが、「どの事業者を選ぶのかが最大の悩み」という方も多いのではないでしょうか。
事業者によっては、25%以上の還元率になることもあるようですが、僕は普段からポイントを一括運用するために1つにまとめているので、「普段使わない事業者を選んでも、使いにくいだけ」ではないかと思っています。
選べると思うから難しく感じるし、1円でも得しようと欲を出すから、更に難しく感じてしまうのが、この制度です。
「そもそも、25%もすでに得しているのでOK」。そう思うと、とてもシンプルな制度です。
今回は、僕が日頃から利用している『楽天』にフォーカスして情報をシェアしたいと思います。
3つの選択
楽天は、『楽天Edy』『楽天カード』『楽天ペイ』の3事業者が登録しています。
それぞれについて、まとめたのが⇩です。詳細と合わせて参考にしてみてください。
楽天Edy
現金派にとって、一番馴染みやすいのがEdyだと思います。
楽天Edyは【前払方式】で使いすぎることもない上、加盟店も多く⇩のロゴがあるお店で使えます。
また付与されたポイントに有効期限がないので、最後まで使い切れます。
チャージ方法と利用店の組み合わせ次第では、利用可能額が26,000円(マイナポイント含む)を超えることがあります。
<注意>
付与されたポイントは、別途受け取り作業が必要です。
また、楽天ポイントからのチャージは対象外のようです。
前払い制なので、チャージ合計額を、忘れてしまう前に一括で20,000円チャージするか、オートチャージ設定するのがオススメです。
<こんな人におすすめ>
・お金の管理が苦手な方
・キャッシュレス決済に不安がある方
・携帯一つで決済する方がいい方
楽天ペイ
楽天ペイは、楽天カードと同じ【後払い方式】ですが、携帯のアプリで決済ができる点が異なります。
チャージ方式を始めに決めるだけでOK。
残高を気にせずに使えますが、使いすぎる方には向いていません。
チャージ方式(引落方法)により、利用可能額が変わります。
(+1.5%=300円/+1%=200円)
<こんな人におすすめ>
・チャージするのがめんどくさい方
・後払いの方がいい方
・携帯一つで決済する方がいい方
楽天カード
楽天カードは、楽天ペイと同じ【後払い方式】ですが、ペイと違いカードが必要となります。
逆に言うと、楽天カードが使用できる環境であれば、どこでも使えるので、VISA/MasterCard/JCBなど利用できる店舗が無数にあります。
対象が『カードの利用金額』とあるので、通販サイトや、公共料金の引落しなども含まれるようです。
もちろん通常の買い物と同様のポイントが+で付きます。
<こんな人におすすめ>
・カード決済に慣れている方
・チャージするのがめんどくさい方
・後払いの方がいい方
・楽天カードを持っていない方は、今カードを作って一度でも決済すると7,000ポイント追加でもらえます
<注意>
家族カードの方は、注意してください。
マイナポイントは、親カードの一元管理になるため、例えばご夫婦ともに楽天カードで申し込んでも、家族カードの場合は、二人で20,000円がマイナポイントの対象となります。
家族カードでない方の場合は、二人で40,000円が対象となるので、5,000円分損することになります。
また本会員が申し込みしていることが前提条件になるので、僕が本会員、妻が家族会員の場合、妻だけがカードをマイナポイントの申込先に選んでしまうと無駄になります。
15歳未満の場合
15歳未満の未成年者の方の予約・申込については、法定代理人が行うことができるので、わざわざ子供名義のポイント獲得手段を用意する必要はありませんが、二人分の申請を同一のもので行うことはできません。
(○)僕は【楽天カード】、子どもは僕名義の【楽天Edy】
(✕)僕と子どもが、同じ名義の【楽天カード】
まとめ
うちは、3人家族なのでもらえるポイントは、最大15,000円分です。できれば生活費に回したいと考えています。
僕と妻は、家族カードなので登録は1枚のみ。子どもは15歳未満なので、親名義の別手段で申し込みます。
予定では、⇩です。
・楽天カードx1
・楽天Edyx2
今回の記事が、悩まれている方の参考になったら嬉しいです。
ではまた