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新製品で「7731 ニコン」の株価は上がるのか?

昨日、Nikonから「Zf」というミラーレスカメラの発売に関する発表がありました。

Nikonのカメラは、撮影スタイルにより系統が分かれ、今回の「Zf」は「Z6」の系統に属するものと考えられそうなのですが、

前作の「Z6ii」は2020年11月から3年が経っていて、次製品に期待が集まっているところでした。

公表された「Zf」のスペックから、来年発売されるであろう「Z6iii」への期待が高まりはじめたことから、これが株価にどの程度影響を与えるかを、今回は推測してみました。

発売と株価

株価は事前に動く

レンズ交換式のカメラの主流が、ミラーレスになった頃からの株価に、発売された機種を月足にプロットしました⇩。

パッと見た感じ、発売月に株価が上昇している感じではないようです。

それよりは、6~12ヶ月前からリーク情報とともに、じわじわと上昇しているように見えます。

「Zf」の発売は10月なので、今日から一時的に上がっても、今月末が権利確定日であることなども含め、月末には下がり始めるかもしれません。

現在のチャートと5つのシナリオ

週足で、2022年6月13日・2023年7月3日の高値を結んだ平行チャネルを引きました。

緩やかな右肩上がりのようで、安定しているようにも感じます。

次は、Q1で暴落した後からの、日足を拡大して今後の動向を予測してみました。

①②
紫・黄は暴落後の大陽線の高値と安値を基準にした平行チャネルの上縁・下縁です。
現状はココを抜けるだけの力がないですが、抜けたときには大きく動くのではないかと思います。


黒は直近の安値と、週足の平行チャネルの中間値です。
EMA200も付近を通っているので、強い抵抗になっているはずですが、仮に機能しなければ、一気に下落すると思います。


グレーは大陽線の安値です。
Q1の大暴落を踏みとどまったラインなので、これが抵抗にならなければ、週足の平行チャネルの下限1250円付近まで覚悟がいりそうです。


オレンジは、平行チャネルの中間値です。
ここをサポレジ転換できれば、上昇相場に一歩近づくと思います。

次機種はいつ発売?

前述しましたが、上昇のポイントは「6~12ヶ月前からのリーク情報」です。

加えて、過去のデータから次機種は最短で来春と予想されます。

株価が6ヶ月前から織り込んでいるのであれば、10~11月が仕込みどきかもしれません。

「Zf」のスペックから、次発売される機種がハズレになる可能性は、現状では考えられず、おそらく出せば売れるというものになるはずです。

まだまだ割安!?

2002年からの月足で見ると、Nikonはかなり割安株とも言えます。

昨日の終値は1,636.5円でしたが、これは2004年の高値と同レベルです。

ようやく20年前に追いついたと見れば、最高値と安値の中間に青の矢印を引いた2,400円までは上昇を見込んでもよいのではないかと思っています。

ちなみに、僕は現在100株だけですが所有しています。


みなさんは今回のNikonをどのように捉えましたか?

今回のnoteが購入を検討している方の参考になれば幸いです。


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