ゴットハンドになる方法を公開
ゴットハンドの正体
勘がいい方は、そろそろゴットハンドの正体に気づかれる頃ではないでしょうか。
実は、ゴットハンドでも、治せないものは、治せないんです。
治せないものを、治せると言わないのがゴットハンドです。
でも多くの方が勘違いして
「ゴットハンドは、誰も治せない症状を、治せる!」
と思っています。
でもよく考えてください。
「誰も治せない症状を治せる」と平気で言っちゃう人は、詐欺師です。
治療技術もないのに、患者さんに「治せますよ」って言って揉みほぐしをしたり、検査もせずにテクニックを乱用している人と何も変わりません。
期待はずれの答えかもしれませんが、
ゴットハンドとは、
治せるものと治せないものを見極める力があるセラピストのことです。
ゴットハンドになる方法
つまり【治療系セラピスト】も【ゴットハンド】も、同一線上にいます。ただ、神様にも格があるのと同じで、ゴットハンドにも格があります。
格の違いは、確かに、技術の差もありますが、それ以前に、基礎科学と臨床科学の習得度の差です。
見極める力が高い先生ほど、高位のゴットハンドです。
・テクニックから学ぶ方は【癒やし系】
・本質から学ぶ方は【治療系】
と伝えたのを覚えていますか?
【癒やし系】【自称治療系】にいる間は、一生ゴットハンドになれません。逆に、本質から学び【治療系】に進むと、その先にはゴットハンドへの道が開けています。
テクニックの習得は、後からなんとでもなります。
むしろ、本質を学んだ後の方のほうが、テクニックは圧倒的に上手くなります!
よく切れる包丁を持ったら、腕前が上がったと錯覚している人と同じです。使い方や、使う場面が分からなければ、危険なだけです。
一年遅れでも、使い方や、使う場面を学んだ方のほうが、圧倒的に上達していきます。
まとめ
【何でも治せる=ゴットハンド】と考えている間は、熟練の先生でも事故を起こします。手を出してはいけないものが分からないようでは、絶対に到達できない領域が、ゴットハンドです。
繰り返しになりますが、ゴットハンドになる方法は、テクニックのレベルでも、経験年数でもありません。
基礎科学・臨床科学を徹底的に学ぶことが、最初の一歩になります。
テクニックに比べると、地味ですぐに成長した気にはなれませんが、必ず報われる日がきます。ぜひ、一緒にゴットハンドを目指しましょう。