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2025年「国民皆歯科検診」関連株をNISA口座で購入
国民皆歯科健診とは
2022年 、「国民皆歯科健診」が盛り込まれた骨太方針が閣議決定されました。
これは、国民が年代を問わず歯科健診を受けられる制度を創設するもので、全世代で歯科健診を生涯に渡って制度化することで、口腔内の健康を守ることが目的とされています。
なぜ歯科検診で健康寿命が伸びるのか?
「え?ちょっと待って。歯科検診で健康寿命が伸びるの?医療費の負担が大きくなるんじゃないの?」
と思われた方も多いですよね。
コレには最近の研究で、「歯を健康に保つと、体全体の健康が長続きするということが明らかになった」という背景があります。
栄養がかたよる
例えば、歯を失ったり、噛む力が弱くなると、咀嚼が困難になります。
そうすると、食べられる食品が限られるようになり、栄養バランスに偏りが生まれます。
結果、成人病などのリスクが高くなるということです。
歯周病菌は「認知症」の原因になる
また、国民の7~8割が罹患していると言われる『歯周病』も、全身に悪影響を与えます。
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歯周病は、歯肉炎が進行した歯槽膿漏(歯周炎)も含む総称です。
歯周病になると口内の歯周病菌により、歯を支える骨が破壊されるだけでなく、歯周病菌が歯茎から血管内に侵入することで、
・脳卒中
・心筋梗塞
・認知症
・骨粗鬆症
・高血圧症
・関節リウマチ
・妊娠合併症など
のリスクを高めたり、直接の原因になる可能性があるそうです。
これらの発生リスクを抑えることができれば、医療費もまた抑えることができます。
歯科検診の義務化はいつから?
2024年1月現在、具体的な時期は未定としながらも、政府は2025年導入を目指しています。
そこで本題のNISAの話になります。
投資家目線で考えた場合、一般的に株価は半年先を予測して動くとされていることから、ここ数日の下落相場は、口腔ケア関連株を物色するにはよい機会になるのではないでしょうか。
ライオン(4912)
口腔ケア関連株には様々なものがありますが、私は今後消費が増えるであろう歯ブラシに目をつけ、国内シェア首位の「ライオン」を購入しました。
ライオンは、口腔ケア用品の販売が国内首位で、時価総額 3,827億円の大企業です。
株価:1,297円(2014.2.1終値)
配当:6・12月の年2回、各14円予想
配当性向:1.93%
PER:16.84
PBR:1.4
ROE:8.5%
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![](https://assets.st-note.com/img/1706771243400-g7FBsjk8jF.png?width=1200)
1月末に、業績の下方修正があり株価は少し下がりましたが、前回予想時と大差がないことから、すでに織り込まれていたか、大した問題ではないと大口投資家が判断しているのかもしれません。
株価は業績以上に、予想とのギャップの大きさに左右されることから、一転好材料が出れば、大きな上昇になるのではと期待しています。
また年初のNISA開始直後から、株価が動いていないことから、出遅れ株の1つのように見えるのもプラスポイントと判断しました。
ライオン社の今後の戦略については、公式HPに分かりやすい資料がありましたので、気になる方は見てみてください⇩。
![](https://assets.st-note.com/img/1706772050611-FuE5yWvVcn.png?width=1200)
口腔ケア業界は、他にも
・オペ関連
・詰め物関連
・機器関連
・広告関連
などがあります。
また⇩は、国民皆歯科健診が発表された時に、公開された「ZAi ONLINE」の特設ページです。
銘柄も載っていますので、よかったら参考にしてみてください。