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駆け出しセラピストに向けて

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2021年8月の記事一覧

駆け出しセラピストに送る言葉㉗ 「説得力と信頼とは」

駆け出しセラピストに送る言葉㉗ 「説得力と信頼とは」

今回は、先週コメント欄からいただいたご質問にお答えします。

<質問>
『こちらの目を離れた所で患者さんに意識をしてもらう為には説得力と信頼が必要になります・・・(一部略)・・・こういった場合、何かご自身で意識されている事はありますか?ぜひ教えて頂きたいです!』

自分の体に興味を持ってもらう
僕たちセラピストは、多くの症状を治すことができます。

しかしセラピストには、良い状態を維持させる力はあ

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駆け出しセラピストに送る言葉㉖ 「治せない症状の特徴」

駆け出しセラピストに送る言葉㉖ 「治せない症状の特徴」

日曜日は、【駆け出しセラピストに送る言葉】を配信しています。

違いが説明できて初めて、理解がすすむ
僕たちセラピストには、「治せる症状」と「治せない症状」があります。

ほとんどの先生は、この事を分かっていると思いますが、

「じゃあ、どんな人が治せないの?どんな人なら治せるの?」

と聞くと、答えられる先生は意外と少ないものです。

しかし、この決定的な違いを知っておかないと、患者さんに希望だ

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駆け出しセラピストに送る言葉㉕

駆け出しセラピストに送る言葉㉕

日曜日は、【駆け出しセラピストに送る言葉】を配信しています。

施術中のアイシングをうまく活用しよう
皆さんは治療(施術)の中で、アイシングをすることはありますか?

僕が駆け出しの頃は、検査項目や施術内容が定まらず、患部に触れる回数が多かったことから、わりと多用した記憶があります。

「アイシングで少しでも炎症を抑えながらその隙にさわる」という感じでした。

今は炎症部位を悪化させずに触れるし、

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駆け出しセラピストに送る言葉㉔

駆け出しセラピストに送る言葉㉔

日曜日は、【駆け出しセラピストに送る言葉】を配信しています。

今回は、「思考停止型は矛盾に気づけない」です。

思考停止型になっていませんか?
みなさんは、見聞きした話を鵜呑みにして、患者さんに伝えていませんか?

もしあなたが、手に入れた情報を「本当に正しいものか?」の精査をしないまま横流ししてしまうと、伝えられた患者さんの症状が慢性化したり、悪化する場合があります。

特に⇩を情報源にしてい

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こんな先生に、難治症状は集まる

こんな先生に、難治症状は集まる

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今回は、「治療院には先生のレベルに合わせた患者さんが来る」です。

先生のレベルは患者さんが決める
みなさんの中には、「様々な症状を治せるようになりたい」「自分と同じ経験をしている人を救いたい」という思いから、治療家を目指した方がいるのではないでしょうか?

しかしいざ現場に出ると、思うように結果を出せなかったり、思うような症状の患者

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