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NEWTRISHを支える社員にインタビュー!

こんにちは!
株式会社ウェルナス(以下、ウェルナス)の​​広報担当です。

前回より、この秋に大型リニューアルアップデートを控えたAI食アプリ「NEWTRISH」の裏側に迫るべく、NEWTRISHの運営事務局の社員にインタビューした様子を紹介しています。

前編:

後編:この記事

それでは本編へどうぞ!


ーーNEWTRISHはヘルスケアアプリに分類されています。ほかのヘルスケアアプリもたくさんあるなかで、NEWTRISHの魅力や強みは何だと思いますか?

ずばり、その人の食と体の記録をもとに、その人の目標に合った食情報を提案できることだと思っています。

一般的なヘルスケアアプリは、年齢や性別、身体活動レベルによって指定された基準値に当てはめる形で栄養摂取量の過不足を判定し、それに準じた食情報を提案しています。
しかし、AさんとBさんがいたとして、2人がまったく同じものを食べたとしても、翌日の体重や血圧などの体のコンディションは異なるはずです。だからこそ、AさんにはAさんに、BさんにはBさんに合った食情報の提案があるべきです。
もちろん、基準値はこれまでの膨大な研究データによって定められたものですが、そのさらに先、個人にとっての食情報のベストアンサー提案を目指せることがNEWTRISHのポテンシャルであり、魅力であり、唯一無二の強みだと思っています。

ーーこれまでは年齢や性別などで指定されていた食情報の提案が、NEWTRISHでは1人1人に合わせて提案されることは大きな魅力だと思います。それでは、そんなNEWTRISHの開発サイドしか知らない裏話があれば教えてください。

そうですね。開発サイドというか、これは私しか知らない話なんですが…。

NEWTRISHにはスプレマシーという、月額44,800円で弊社の管理栄養士が会員のみなさまの希望に沿ったAI食の献立表を提案する最高位のプランがあります。プランの名前の由来は、「最高位・至高」を意味する英単語なのですが、なぜこういったニュアンスで使われやすいプレミアムにしなかったのか?というと、これには理由があるんです。

話が飛ぶのですが、私、「STAR WARS」シリーズが大好きでして…。
実は、映画に同じ名前の宇宙船が出てくるんですよね。横幅が60kmもある大きな船で、そのことを伏せたまま企画書にしれっと載せたら、そのまま通ってしまい、いまに至ります…。

「いずれはベーシックやスプレマシーといったプランの名前も、よりわかりやすく変える必要があるかもしれないな。」と思いながら、そうなるとこの事実は誰も知らなくなってしまうので、この場でカミングアウトさせてください(笑)。

ーーそんなエピソードがあったんですね!自分の好みをこっそり取り入れられるのは開発サイドの特権ですね。
野澤さんのさまざまな想いが詰まったNEWTRISHは、2023年1月14日にリリースしましたが、そのときの気持ちはいかがでしたか?

当初のリリース日の告知から遅れなくリリースできたことに対する安堵と、それを上回る市場に受け入れられるかどうかの緊張感があり、ひたすらに胃が痛かったです。

これは私の読みが不足していたところですが、リリース後は使い勝手や料金体系に関して厳しいレビューが重なりました。結果、体重が2kgくらい減りました…。よく目がぐるぐるしているイラストがありますが、まさにああいった感じでしたね。

興味を持って手に取ってくださったみなさまからの厳しいご意見は、どのような形であれ本当に貴重なものです。反省する一方で、いつかそのような感想を持つに至ったみなさまに納得して使っていただけるサービスに昇華させ、振り向いてもらえるようにしたいと思っています。


ーーたくさんのご意見をいただいたのを私も覚えています。そのあと、会員のみなさまにインタビューしたことも印象的です。ご意見を直接いただくことで、私たちが想定していなかった操作性や見え方に関する課題に気づけましたよね。
どんなアプリでもアップデートしていくことが必要ですが、インタビューの結果を踏まえて何か意識したことはありますか?

NEWTRISHには、いくつか利用上のチェックポイントが存在します。
アプリをインストールする会員登録するコースを選ぶ食事管理アプリ「あすけん」と連携する自分の食と体のデータを記録する…。それぞれのチェックポイントに到達した方の人数は、定期的にモニタリングするようにしています。

NEWTRISHは1人1人のデータをもとに、その方におすすめであると推定されたAI食の情報を提案しますが、まずは会員のみなさまに提案画面にたどり着いていただかなければなりません。2023年1月のバージョンでは初期登録の動線が複雑だったので、シンプルにしました。
このように、アプリを操作する上で引っかかりそうな場所を数値で見る以外にも、会員のみなさまからいただいたご意見すべてを読み、出現頻度や緊急性から優先度をつけ、改良を検討するように意識しています。

ーー現在、希望した会員のみなさまにデザインリニューアル版を提供していますが、こちらにも会員のみなさまのご意見が反映されているのでしょうか?

そうですね。デザインリニューアルには、新たに社外のデザイナーさんに加わってもらいました。その際に使ったのが「思考発話法」に基づくユーザーテストです。

思考発話法とは、考えていることを言葉に出してもらいながら、アプリを操作してもらうところに立ち会い、アプリが抱える操作上の課題点を洗い出す方法です。この方法を用いてアプリの初期登録の動線における課題を把握し、どこから改良するかを決定しました。
デザインリニューアルによって、初期登録が完了する方、さらに提案画面にたどり着いた方が大幅に増え、ようやくサービスとしてのスタート地点に立てたかなという印象を受けました。ここから先は、いかにAI食情報の提案画面にたどり着きやすくするかと、提案されたAI食情報をどのように使ってもらうかがポイントだと思っていて、それについてはこの先どんどん改良していきます。

ーー現在進行形で次期版を開発中とのことですが、一部ネタバレをお願いします。

「食材」から「料理」への結びつきを強化し、たとえば、じゃがいもが提案されたときに、「じゃがいもから何が作れるか?」といった問いにおいて、肉じゃが、じゃがバター、フライドポテトというように、おすすめの料理を提案できるように改良します。

ところで、みなさんは今日のご飯を決めるとき、どれに当てはまりますか?

①冷蔵庫の中を見て、何を作るか考え、足りない食材を買いに行く
②スーパーの売り場で、何を作るか考え、食材を買う
③献立をあらかじめ決めておき、必要な食材を買いに行く

インタビューやアンケートをとると、①と②がやや優勢になるという結果になります。この機能は、①と②に当てはまる方に使っていただきたいと考えています。
「冷蔵庫になすがある。なすを使って自分にいいものを作りたい。でも、どんな料理があるかな?」そういったときに使っていただければ幸いです。

ーーそれでは、最後に今後の抱負をお願いします。

NEWTRISHが搭載するAI食技術は革新的な技術です。食べることを楽しみつつ、かつ体重や体脂肪率、血圧を気にせずとも良い。そんな効果を届けたい相手は家族や友人たちなど、たくさん思い浮かびますが、毎日の記録というハードル(面倒くささ)が今後の事業化、スケールアップにあたっての大きな課題であると認識しています。

ですので、手放しで友人に薦められるサービスを創ることが当面の抱負ですね。ぜひ、今後のNEWTRISHにご期待ください!

ーーインタビューは以上です。ありがとうございました。

写真右:インタビュー回答者(運営事務局・野澤)


…と、今回はNEWTRISHをリリースしてから現在に至るまで、そしてこれからのNEWTRISHについて紹介しました。いかがでしたか?

これからもNEWTRISHはみなさまの声を伺いながら改良していきます。
まずは、今秋リリース予定の次期版にご期待ください。

次回からは、次期版の具体的な内容について、シリーズで紹介していきます。お楽しみに!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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