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物価が上がる一方、年金の受取額は?


物価がどんどん上がっていて、低所得世帯の生活を圧迫しています。金利も上がってきており、住宅ローンを組んでいる世帯も返済が大変になっています。一方、賃上げのニュースも飛び交っていますが、大手企業に限定されている話で、中小零細企業への波及はまだまだだと感じます。
年金生活者の生活はどうでしょうか?

物価の上昇があると、年金額はどうなるか?

結論的には物価上昇が大きい場合は、年金額は上がります。
しかし、実際の物価上昇が完全に反映されるわけではありません。物価の上昇に合わせて年金額を上げてしまうと、年金保険料を払っている現役世代の負担が大きくなるため年金額を上げすぎないように調整がされます(マクロ経済スライドといいます)物価の上昇に年金額の上昇は追いつくのは難しいです。なお、令和7年度については、厚生労働省より令和7年度の年金額は、令和6年度から 1.9% の引上げとなることが発表されています。

https://www.mhlw.go.jp/content/12502000/001383981.pdf


物価上昇への給付金

そのため過去数回、各自治体より物価高に応じて給付金が支給されています。令和7年度以降についてもこうした支援は当面は続くものと思われますが、いつまでもというわけにはいかないと思います。

今後の物価上昇への対応


今、政府、経済界が賃上げを促進しようとしていますが、現役世代の所得を増やした結果を、今現在年金を受給している人にも恩恵が受けられるような制度を期待したいです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。



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