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【コンロ使わないもん】電気圧力鍋のシロカさん、アイデンティティ崩壊の危機
電気圧力鍋のシロカさん。煮物勝負では圧倒的にホットクックさんの後塵を拝してしまふ。
時短家電ともてはやされても、圧力が抜けるまではフタすら触れられず、結果的に意外と時間食いである。できあがった代物は水分ジャブジャブやんけ、とディスられる始末。
我が拝家では、「は?電気圧力鍋なんて玄米さえ炊ければいいのよ」と炊飯器扱い。時々、数秒から30秒加圧で酷使され。彼女にとっては、圧力鍋としての本気出す前に「はい、終わり」とフラッグを振られる。
ということで、最近の彼女は、完全に電気ケトル&パン化しておる。全く問題なく使える。ということで、以下の記事に若干加筆しておいた。
本日の彼女の活躍をサクッとご紹介。
いつも通りにゆで卵を作り(加圧30秒)、内鍋、内蓋をササッと洗って、そこに冷凍の野菜やベーコン、バター、塩コショウを入れる。
圧力調理でテキトーに分数を指定(写真では10分)して、スタートボタンを押す。放置後、鍋がチリチリパチパチ言い出したら、混ぜながら炒める。意外と火力(?)が強いので、サクサク炒められる。
炒めもの一品出来上がり。
湯煎にも使えるんじゃね?と思って、お湯を沸かして同量の水を投入し、ステンレスボウルを乗せたら、あらピッタリ。チョコチップを少しだけサクッと湯煎してみた。
問題なし。たぶん熱燗もできるんじゃないかと。チョコにナッツを混ぜてオーブンペーパー上で成形後、冷蔵庫で冷却中。また太る(涙)。
内径15センチのボウルがぴったり(落ちない)。
インスタントラーメンは当然だけど、ちょっとしたスープ(ホットクックで作るほどでもなく、圧力調理も不要)や水餃子など、「フタをしないで短時間でできるスープ類」や「短時間での炒めもの」「分量の少ないソース類の煮詰め」などにも威力を発揮。
もちろん、レトルト食品を温めることも問題なし。
我が家は結石家系なので、ウラジロガシ茶も必需品。普通にティーポットに入れて抽出させてもいいのだけれど、煮出した方が薬効が多いはず。いつもは、シラルガン鍋で煮出していたのだが、シロカさんでやってみたら無問題。ちなみに加熱時間は、「圧力がかかり始めてからの時間」なので、フタを開けておくと加圧は始まらず、よってタイマーの数字はカウントダウンしないので、加熱自体を手動で止める必要がある。
唯一のデメリットは、この内鍋自体に取っ手がついていないこと。鍋つかみを使って取り出す必要があるのだが、この程度なら妥協できる。
ということで、電気圧力鍋として華麗に世にデビューした彼女ではあるが、我が家では圧力調理以外にも酷使されており、彼女は自分自身のアイデンティティを崩壊させているかもしれない、というお話でした。
MUJIのキッチングッズは高いのだけど、シリコンのこのシリーズは三種の神器でマストアイテムやで。