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【勝手に商品レビュー】隠れた逸品、洗濯物干しワイヤー
屋上テラスを緑化している関係で、物干し竿スペースが塞がってしまった。その代替ソリューションとして導入したアイテムが超絶使えるヤツなので、ご紹介しておきたい。
室内物干しワイヤーなのだが、屋外でも全く問題なく使えている。
オシャレなステンレス色のワイヤーがあることは知っているが、日々の物干しのリアルを知っている人ならお分かりいただけるかと。
タオルなどをそのまま干せば、枚数は限られる
ハンガーにセットして干すと、安定が悪い
しかも屋外となれば、風が吹いて洗濯物がスルスルと滑って一方に偏ることもあり得るのだ。
が!
この商品には、ちゃんとハンガー用のそこそこ大きめの穴が等間隔に空いており、そこに引っ掛ける限りは絶対に滑りようがない仕様になっているのだ。
下地がきちんと入っていて穴を開けられる場所であれば、どこでも設置できて、その先は固定できればOKである。
それを、屋上の壁に設置した。
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普段は、ロープ部分を本体に収納しておける。必要な時だけ、ひっぱり出してどこかに固定して、ロックをすればOKである。本体中央に見えるスライダーのようなものを下ろすとロックされる。
伸ばした先は、固定できる場所があれば、どこにでも接続できる。
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屋上には、かなりの風が吹いたりするのだが、この穴にハンガーをかけておいても、そこから外れ落ちたことなど一度もない。その点において、一般的な物干し竿よりも圧倒的に機能性が高いのである。そして「物干し竿は、買うのも廃棄するのも面倒」なのである。
つまり!
ベランダに洗濯物を干す場合であっても、圧倒的にロープタイプの方が機能性が高いのだ。
マンション等では、ベランダの物干し金具が最初から設置されていることが多いとは思うが、 物干し竿そのものが非常に邪魔になることも多い。
新築などで2階ベランダに物干し竿用の金具を設置する際に、「竿以外の選択肢もある」ということを思い出してもらえればいいなと思うのである。
ちなみにこの製品は室内用である。屋外使用については完全なる自己責任なのであるが、今のところ全く問題なし。
ところで、室内の物干しロープの中には、ワイヤータイプのオサレなものをよく見かける。
こういうタイプのものね。
これのトラップは、「荷重がかかるとワイヤーはたわむ」ということ。そのままタオルを引っ掛けて干す場合は問題にはならないが、枚数を多く干そうと思うと、ハンガーを使って干すことが多くなる。
そうなると、どんどんと干したハンガーが中心部分に集まってきてしまうのだ。
それを防ぐために、洗濯バサミを使って固定することが多いと思う。
でもそれって、すっごいタイムロスがあるのだ!
なので、ビジュアルはオサレではないけれど、機能性としては、こちらの方が圧倒的に優れておるのだよ!
私、家事の効率化に異常に燃えていた時期があり、洗濯物を干す時間を短縮するためにはどうすればいいか考え抜いたことがあった。
その際に見出したことは、「個々の衣類にピンチ(洗濯バサミ)を使うと、めちゃくちゃ時間がかかる」ということだった。
その結果、
1、室内に干す(風で飛ばない)
2、専用の洗濯物干しを使う
ということに落ち着いた。
その結果、実際に干すための時間が「3分」になったのだ。日々時間を計測していたからねw
ちなみに、当時使っていた専用の物干しスタンドとは、このタイプのもの。かなり巨大である。
そして、衣類はハンガーにかけて、このフレームの周囲をぐるりと囲むように吊り下げていくのだ。
計測してわかったのは、「脳の判断には意外と時間を食う」ということだった。「この服は、このあたりに干そうかな?これはこちらかな?」と考える時間が最もタイパが悪くなるのだ。常に「タオルはここ、衣類はハンガーで周囲、小さい靴下と下着は下スタンドに」と決めうちしておけば、そのルールに従い自分をロボット化させることができる。
乾燥しやすい海外にいたからかもしれないが、これでちゃんと乾く。日本ならば、これに除湿機をプラスすれば良いかな。
日々、生活にKAIZENを!w