#10 プロティアンシフト 「定年を迎える女性管理職のセカンドキャリア選択」 を読みました
皆様 こんにちは。 最近 100人キャリアコーチングを継続中の吉川です。
年末年始休暇に プロティアンシフト 「定年を迎える女性管理職のセカンドキャリア選択」 を読みました。
プロティアンシフト : 定年を迎える女性管理職のセカンドキャリア選択 | 田中 研之輔, 西村 美奈子 |本 | 通販 | Amazon
本書は 以前私がキャリアを学ぶきっかけとなった 「プロティアンキャリア」の中で 女性管理職の活躍と今後に特化した本です。
プロティアンキャリアとは
プロティアンキャリアのことを勉強会等で少しだけお話しする参加者の皆様からの反応がめちゃくちゃ良い。それだけ現代に即した考え方なんだと改めて思います。
プロティアンキャリアはダグラスホール教授が提唱したキャリアの考え方の1つで(今勉強中のキャリアコンサルタントの勉強範囲でもあります)、日本では著者である田中教授が現代版のプロティアンキャリアとして展開されております。私も基礎講座受講しました。
【公式サイト】一般社団法人 プロティアン・キャリア協会 (protean-career.or.jp)
アイデンティティ(自分がどうなりたいか)×アダプタビリティ(変化に適応する)がコアコンピテンシーです。
その中で私は特に社会関係資本(いかに人とのつながりを持てるか)の重要性について学ばせていただき多くの「ご縁」をいただきました。このnoteをかくことになったことも「ご縁」からのオススメでした。
本書 プロティアンシフト について
男女雇用機会均等法が成立して30年が経過しました。30年間ご活躍された皆様がそろそろ定年を迎える時期となりました。
前半はその中で女性管理職ならでは苦労、苦悩を抱えながら時代に駆け抜けた皆様のリアル体験談、覚悟や想いがつづられております。
後半は定年に向けた、「転機」に対する考え方、定年を迎えつつあるミドル女性のセカンドキャリアをどのように選択したのか、その方法をプロティアンキャリアの考え方に基づいてわかりやすく解説いただいております。
感想
今の現代社会では、女性を含む働き方が多様化しました。時代にあわせてこれからも変化していくかとは思いますが、これもこの30年間を懸命にお仕事をされてきた本書の中にも登場する(皆様の周囲にもいらっしゃる)ミドルの女性の方々のお陰なんだと思いました。
改めてミドル女性の皆様に敬意を表します。
また プロティアンシフトというタイトルですが、
「プロティアンキャリア」+「ライフシフト」ということで
こちらの考えかたにも共感させていただきました。
私の今後
本書を受けて、自身のキャリアコーチングの中でますますミドル女性のライフシフトを応援したいと思いました。
身近な方がミドル女性の「ロールモデル」としてご活躍されるよう全力を尽くして参ります。
また現在定年近い方だけでなく、将来自分がワクワクするライフキャリアが描けるように この本をよんでいただきたいなと素直に思いました。