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【福岡】ヘルパンギーナ流行の兆し

コロナも大変ですが、夏は三大感染症(夏風邪)がありますね。

それは、

手足口病
ヘルパンギーナ
プール熱(咽頭結膜熱)

です!

どれもウイルスが原因なので、夏風邪と呼ばれます。
大人がかかることもあるけど、基本的には子供の病気。

「福岡感染症情報」によると、この内の1つ、ヘルパンギーナの定点報告が増えてきていたり。

例年より遅い。梅雨明けの影響か、人の動きが少ないからかわからないが、まだ伸びていきそうな感じ。

ちなみに九州他県も。

九州・沖縄(感染症アラート)
福岡県 ヘルパンギーナ
佐賀県 ヘルパンギーナ
長崎県 ヘルパンギーナ
熊本県 ヘルパンギーナ
大分県
宮崎県
鹿児島県 ヘルパンギーナ
沖縄県 咽頭結膜熱

九州以外ではまだまだのようですが、これから出るかもしれないのでお気をつけて。

参考までに症状を簡単にまとめてみる。

<手足口病>
■エンテロウイルスが原因。
■飛沫感染、糞口感染、水疱からの直接感染。
■手、足、口に発疹や潰瘍ができる病気の総称。
■おしりに発疹が出きたり、口の発疹が出ないことも。
■急な発熱もある。熱は1~2日、出ない場合もあり。
■痛みで食欲不振が強いと脱水の危険もあるので注意が必要。
<ヘルパンギーナ>
■エンテロウイルスが原因。
■飛沫感染が多い。糞口感染もあり。
■喉からつながる口の中に発疹。下痢などおなかの症状が出る場合もある。
■突然38℃以上の高熱が出る。
■喉の奥が赤くなり、のどや口内、口唇に特異的な発疹や潰瘍ができ、痛みも酷くなる。手足口病のように全身の発疹はなし。
<プール熱(咽頭結膜熱)>
■アデノウイルスが原因。
■プールの水を介して感染。感染力強い。
■高熱、のどの発疹、充血や、目やになど目の炎症。
■39℃~40℃の熱が4日前後続く。

特徴似てるところない?
ウイルスは小さいので体のいろんな部位に移っていく。糞便中にも。
なので症状が似てくる。鑑別が難しいのだ。
コロナも然り。

予防は、手洗い、うがい、マスク。

とにかく、手洗い、うがい、マスク、だ。

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