「プログラミングスクールって、大丈夫なの?」~卒業生うぇるびーの場合~
最近はもっぱらYouTube動画で世の中の情報を集めている私。
(ニュースサイトも見るのですが…。)
特に
✅ずんだもんシリーズ
✅猫ミームシリーズ
をよく見ています。
今やネットでの情報収集は馬鹿にならない時代です。
というのも、既得権益などのしがらみがないチャンネルがほとんどなので制作者の率直な意見や経験、知見を知ることができるんですよね。
さらに、人気のあるチャンネルでは明らかに誤った情報を投稿してしまった場合、きちんと「お詫び・訂正」をする傾向にあります。
誠意のあるチャンネルであれば、コメント欄にたくさんの辛辣な言葉が書き込まれてしまったとしても視聴者が離れることはあまりないようです。
むしろ「これからも頑張って!」などの支援の声も見受けられます。
誤りであったなら、きちんと謝罪する。
勇気が入りますが、とても大事なことですよね。
さて、今日の本題ですがYouTube界隈でもよく話題となっている、
「○○スクール」の現実と闇について私の実体験を基にお話ししたいと思います。
今回はプログラミングスクールについて。
※最近見たずんだもんシリーズ。(むしろスクールよりSESの方が問題かも…。)
結論から申し上げますと、スクールを卒業しても簡単に就職はできません。
私の場合は年齢的な要因もありましたが、若い世代の人たちでも有名企業などへの転職はまず難しいでしょう。
すごく極端な例を挙げてみると…、
例えば弁護士になりたての人がいたとします。
(Aさんとしましょう。)
そして身近に訴訟を起こされそうな会社の経営者がいたとします。
その経営者はAさんに弁護を依頼するでしょうか?
ほぼ100%の確率で依頼はしないと思います。
なぜか?
Aさんはまだ弁護士に「なりたて」であり、経験や実績がないからです。
会社が経営危機である状態ですから、経営者もベテランの、実績のある弁護士さんに依頼をするでしょう。
話を戻しますが、プログラミングスクールを卒業しても「即戦力」とみなしてもらえないのが現実です。「卒業生」ではあっても「即戦力」ではないんですね。
(即戦力になるような人はそもそもスクールに通わないでしょう…。)
採用する側も早く会社の利益を生み出してくれる人を採用したがります。
結局のところプログラミングスクールを卒業したのに、
「希望する仕事に就けなかった!」
「スクールは時間とお金の無駄だった!」
という声が挙がる原因はここにあると思います。
ただ、スクール側もあくまでビジネスとして活動を行っています。
入学は強制ではなく、あくまで個人の希望でなされるものなので、良い職に就けなかったとしてもスクールの責任であるとは一概には言えないのです。
確かにスクール側の宣伝はキラキラした文言が多く、入学希望者をその気にさせてしまう魔力があります。
● 卒業生の成功談
● 就職後の年収アップ談
● 充実のサポートサービス紹介
…など。
タレントやモデルさん達が爽やか満点の笑顔でPRしますから
「自分もこうなれるんだ!」
「よし、年収アップ目指せるぞ!」
という気持ちになってしまうのも無理はありません。
(私もその一人でした…😅)
ではどうすればプログラミングスクールの経験を活かした仕事に就けるようになるのでしょうか?
これはもう、この一言に尽きるでしょう。
日々、勉強📚
特にプログラミングの世界は熟練者でも作業に時間がかかったり、トラブルが発生すればかなり多くの時間を割いて解消したりと、とても厳しい分野であると聞きます。
メンターさん(スクールなどで技術的なことを教えてくれる人)達に支えられながらなんとか卒業した…というくらいでは、とても仕事としてはやっていけないでしょう。
また、システム開発などの場合であればチームプレーが必要になります。
職場の人間関係だけでなく、お客様との打ち合わせなど、「対人」の仕事も出てくるのです。
では、やはりプログラミングスクールに通うことは無意味なのでしょうか?
これも結論から申し上げますと、
人によります。🙍♂️🙍♀️
私もスクールを卒業した後、さまざまなIT関連企業に応募をしました。
全滅でした。
(面接すら受けられませんでした)
すでに40代に入っていたこともあるでしょう。
加えてスクールを卒業しただけでは…、採用されるはずもありません。
しかし私は諦めず、発想を転換してみました。
プログラミングだけでなく、パソコン関連の仕事を何かできないかという視点に切り替えたのです。
(スクールに通ったおかげで、パソコンやネットワーク関連の知識がかなり増えていたため)
結果、地元の企業の社内SE(単独)として採用してもらえました。
専門家たちが集まる企業ではなく、ブルーオーシャンである企業に狙いを定めたのです。
見方を変えることにより別の道が開ける、ということもあるのです。
職場においてプログラミングの仕事をすることは最後までありませんでしたが、プログラミング以外の、その他の様々なパソコン関連の知識を学び、実績を作ることができました。
プログラミングに関しては本末転倒かもしれませんが、スクールに通って学んだ知識が活かされたことは確かです。
「○○スクール」というものは悪評が立ちやすいこともありますが、結局自分を活かせるかどうかは自分次第なんですね。
…とこれが私の経験談です。
「○○スクール」の入学を考えている方は、まず入学する前にじっくりと吟味しましょう。特に大事なのはやはり金銭面です。
✅支払いは無理なくできるか
✅教育訓練給付制度などは受けられるか
(私はこれで結構戻ってきました✨)
✅厳しい授業についていく覚悟を決めたか
✅学習の時間はきちんととれるか
✅入学は自分の責任、と受け止められるか
とりあえずこのあたりはポイントとして抑えておいた方がよいでしょう。
いやー、久々に長くなりました!(疲れたぁ…😅)
「○○スクール」についてお悩みの方の参考になれれば幸いです!✨
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※プログラミングスクール卒業後のことを書いております!
※抱き~しめ~たい~🎵(Mr.Childrenより)
※切ない失敗談です!
※会社支給の交通費への課税も検討中とか…。マジか?