焼そば求道〜入門編⑬

サッポロ一番　/  岩下の新生姜味　塩焼そば

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岩下の新生姜ファンも、塩焼そばファンも、本当に喜ぶのか、このコラボ…笑
絶妙な悪ふざけ感は嫌いじゃないけどね。
カップ焼そばは焼かないのだから、その分焼そばらしさをどこかで出す必要がある。それがなかったのが残念。

肉の山本/ホルモン塩焼そば

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ラードで炒める焼そばも結構あるのでホルモンの油で炒めるのも美味いはず、と思っていた通りに美味い。ホルモンがメインになるかと思いきや、なかなかに美味い麺、ホルモンと麺の両方に合う特製塩だれ。咀嚼回数が増えることによって満腹感も増し、脂の甘みとソースのピリっとした塩気のマッチが心地よい。なんとなく、余ってた万願寺唐辛子を具にしてみたのも正解だった。苦味がプラスされてより複雑な味わいに。
難をいえば、先にそばがなくなってホルモンだけが残ることかな。ご飯いるやん笑

明星/銀だこ監修　たこ焼味焼そば

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たこ焼味焼そば…？それって普通の焼そばとどう違うの…？
そういえば一平ちゃんか何かでお好み焼き味もあったな。あれも結局ソースが甘めなだけで普通の焼そばだったが、これも結局はそう。
青海苔、鰹が他のより強めで、まぁ言われれば確かにちょっとたこ焼き感あるかな？という程度。
言われなければ絶対に分からない。
せめて具にタコ入れてくれ…イカ焼そばとか世に出てるんやから可能やろ多分…

(番外)百楽/麻婆焼そば(シェフェスタ)

焼いた中華そばに麻婆豆腐をかけて和えてある。
それだけ。普通にうまいし確かに名に偽りもないが、満足感が全然ない。もうちょっとソース味がどこかにあるくらいの、いわゆる「焼そば」とのマリアージュを期待してしまったがゆえに残念な印象になってしまった。麻婆麺って書いといてくれよ…

オリジンキッチン/屋台風ソース焼きそば

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甘みと塩気を土台にトマトの風味がうっすらあるウスター系のソースは濃厚で、茹で野菜の水分がちょうどよく絡んで美味い。思ったより麺が多くてコスパは良いと感じた。ただ、かなり塩分が強い。ご飯が欲しい。

(番外編)KALDI / 豆油皇炒麺

香港の代表的なローカル料理を再現したものらしい。豆豉とオイスターの風味が強く、ストレートの乾麺が非常に美味い。具はパッケージ通りにニラともやし、思いつきでエビを加えてみたが正解だった。うん、これはかなり美味い。でもソースでも塩でもないので⭐︎はつけない。四つ分くらいの美味さ。

狸狸亭/豚肉焼そば

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大阪のローカルチェーンへ。つるっともちっと、日清のチルド袋麺に似たタイプの麺。太いのに食べやすい。底のバリッと焼けたところがまた美味い。ソースはお好みソースにフルーティーなウスターを足したような良いバランス。程よく脂の抜けた豚バラとキャベツ、紅生姜も良い仕事をしている。満足です。

みよし / 焼そば定食

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よく関西以外の人から「？！」と思われる定食のひとつですね。お好み焼き定食と、焼そば定食。
ラーメンライス、まぜそばの追い飯、パスタの残りソースを塗って食べるバゲット、焼そばパン、などなど炭水化物の重ねがけは例も多いのだから、お好み焼きと焼そばだけ嫌な顔をするのはやめろ。
さて、こちら定食屋らしい焼そばではあるが、麺は中太でモチモチとしたコシがあり、しっかり焼き目もついていて、具は小さめで強めに火が入っている。ところが、洋食中心の店だからなのか、なんとなく、デミっぽいコクが奥の方にいるような気がする。デミではないかもしれないが。なんだかコクが深いのだ。具が少ないのだから、下味かソースに秘密があるのかもしれない。妙に美味い。
小鉢は甘めにまとまっていて、サラダの食感とドレッシングの酸味で小気味良いバランス感を構築している。これで750円は大満足。美味でございました。